特許
J-GLOBAL ID:200903008006858739

車両用ディーゼルエンジンの排気ガス浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-060979
公開番号(公開出願番号):特開平10-252448
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】再生用空気通路開閉弁として用いられる電磁弁の焼損を経済的に防止可能な排気ガス浄化装置を提供すること。【解決手段】車載バッテリから電磁弁へ通電して電磁弁を開放し、かつ、再生期間にバッテリから電熱手段及び給気手段へ通電し、これにより加熱された再生用空気をフィルタに供給して、それに捕集されたパティキュレ-トを燃焼させ、フィルタを再生する。更に、バッテリ電圧を検出し、再生期間における電磁弁への通電電圧をPWM制御し、そのデューティ比をバッテリ電圧の変化方向と逆方向へ制御し、これにより、バッテリ電圧の変動による電磁弁印加電圧の変動を抑止する。このようにすれば、車載バッテリの大きな変動に関わらず、その低電圧時における安定な開弁動作を確保しつつ、高電圧時における電磁弁のコイルの過熱によるその絶縁劣化、焼損を防止することができる。
請求項(抜粋):
車両駆動用のディ-ゼルエンジンの排気経路に配設されたパティキュレ-ト捕集用のフィルタと、前記フィルタに再生用空気を導入するための再生用空気導入経路と、前記再生用空気導入経路に再生用空気を導入する電動の給気手段と、前記給気手段の再生時下流側に位置して前記再生用空気導入経路に配設される電磁弁と、前記フィルタの加熱により前記フィルタに捕集されたパティキュレ-トを燃焼させる電熱手段と、前記給気手段、電磁弁及び電熱手段へ給電するためのバッテリと、再生期間にのみ前記バッテリから前記電磁弁へ通電して前記電磁弁を開放し、かつ、前記再生期間に前記バッテリから前記電熱手段及び給気手段へ通電して前記フィルタの再生を実行する再生制御手段とを備えるディーゼルエンジンの排気ガス浄化装置において、前記再生制御手段は、検出した前記バッテリ電圧の変化方向と逆方向に前記電磁弁印加電圧のデューティ比を制御して、バッテリ電圧の変動による電磁弁印加電圧の変動を抑止することを特徴とする車両用ディーゼルエンジンの排気ガス浄化装置。
IPC (7件):
F01N 3/02 341 ,  F01N 3/02 ,  F01N 3/02 ZAB ,  F01N 9/00 ZAB ,  F02D 9/04 ,  F02D 45/00 ZAB ,  F02D 45/00 310
FI (7件):
F01N 3/02 341 H ,  F01N 3/02 341 R ,  F01N 3/02 ZAB ,  F01N 9/00 ZAB Z ,  F02D 9/04 E ,  F02D 45/00 ZAB ,  F02D 45/00 310 S
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-256813
  • 特開平4-259620
  • 特開平4-284115

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