特許
J-GLOBAL ID:200903008006905575

ガスメータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-175309
公開番号(公開出願番号):特開平10-019629
出願日: 1996年07月05日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 電池の弁駆動能力を正確に判定する。弁駆動能力を判定するために、特別の疑似負荷抵抗やこの抵抗に試験用の電流を流す特別の回路をなくす。【解決手段】 ガスの遮断・復帰用の電磁弁として電気的に閉弁・開閉できる自己保持形の開閉弁2を用いる。電池4の弁駆動能力を判定するには、先ずマイコン1が弁制御回路5への信号出力状態によって、開閉弁2が開弁しているか閉弁しているか確認する。開弁中なら、出力ポート1cから開弁信号を出力して開閉弁2のコイル2aに実線の矢印A方向の電流を流す。このときの電池4の電圧を電圧検出回路7で検出する。閉弁中なら出力ポート1dから閉弁信号を出力してコイル2aに点線の矢印B方向の電流を流す。このときの電池4の電圧を電圧検出回路7で検出する。
請求項(抜粋):
電源用の電池と、ガスの供給を止める電磁弁と、該電磁弁の励磁コイルに前記電池から一時的に電流を流して電磁弁を閉弁する弁駆動回路と、ガスの流量異常などを判断して緊急時に前記弁駆動回路を介して電池から電磁弁に励磁電流を流すマイコンを有するガスメータにおいて、その励磁コイル(2a)に一時的に一方向の駆動電流を流すことで閉弁状態となり、電流を断った後も閉弁状態を保持するとともに、励磁コイル(2a)に一時的に他方向に駆動電流を流すことで開弁状態となり、電流を断った後も開弁状態を保持する自己保持形の開閉弁(2)と、前記励磁コイル(2a)に一方向又は逆方向の駆動電流を流す弁駆動回路(3)と、該弁駆動回路(3)を制御する弁制御回路(5)と、ガスの流量異常などを判断して緊急時などに開閉弁(2)を閉じる閉弁信号を一時的に弁制御回路(5)に出力すると共に、必要に応じて開閉弁(2)を開く開弁信号を一時的に弁制御回路(5)に出力するマイコン(1)と、電池(4)の電圧を検出して、電池電圧が一定値未満のときに電圧検出信号をマイコン(1)に出力する電圧検出回路(7)と、電池の弁駆動能力を判定するに当り、マイコン(1)が、開閉弁(2)の状態が開弁状態か閉弁状態かを前記弁制御回路(5)への信号出力状態によって確認した後、開弁状態なら開弁信号を、閉弁状態なら閉弁信号を一時的に弁制御回路(5)に送出すると共に、電圧検出回路(7)を動作させる電圧検出命令信号を送出して、電池電圧が開閉弁(2)の最低駆動電圧未満であるかどうかを検出することを特徴とするガスメータ。

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