特許
J-GLOBAL ID:200903008010735595

横磁束機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 杉村 興作 ,  高見 和明 ,  徳永 博 ,  岩佐 義幸 ,  藤谷 史朗 ,  来間 清志 ,  冨田 和幸
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-508265
公開番号(公開出願番号):特表2006-526974
出願日: 2004年06月03日
公開日(公表日): 2006年11月24日
要約:
【課題】高いパワー密度を可能にする小型かつ高効率の横磁束機械を提供する。【解決手段】横磁束を有する機械が固定子及び回転子を具えている。その内部では、固定子がコイル構成を有し回転子に永久磁石要素を設けるか、あるいは回転子がコイル構成を有し固定子に永久磁石要素を設けるかのいずれかとすることができる。このコイル構成は、少なくとも1つの円筒形巻線を有し磁束ヨークに包囲され、この磁束ヨークの前記コイル構成の中心長軸線に沿った断面は略C字形である。前記磁束ヨークは各端に脚部を有し、この脚部は各々が、前記コイル構成の1つの面を少なくとも部分的に包囲する。前記コイル構成の1つの表面には、いくつかの磁束伝導ピースが前記コイル構成の中心長軸線と同軸に、複数列の形に配置されている。エアギャップの形成下に前記永久磁石要素を配置し、これらの永久磁石要素のエアギャップに出入りする磁化方向は交互する。前記回転子の前記固定子に対する特定位置では、前記永久磁石要素は少なくとも部分的に、少なくとも一部の前記磁束伝導ピースと整列する向きになる。この構成により、前記磁束ヨークの一方の前記脚部から前記磁束ヨークの他方の前記脚部に至る磁束が、前記磁束伝導ピース及びこれらに整列した前記永久磁石要素を通って交互に流れる、ということが達成される。本発明では磁束が、軸線方向に往復して見れば、前記磁束伝導ピースの軸線方向の第1列及びこれに整列した前記永久磁石要素から隣接する第2列に行き、そして前記第1列に戻るように交互する。
請求項(抜粋):
固定子(12)及び回転子(14)を具えた横磁界を有する機械において、 前記固定子がコイル構成(28)を具え前記回転子に永久磁石要素(50)が設けられるか、あるいは前記回転子がコイル構成を具え前記固定子に永久磁石要素が設けられるかのいずれかであり、 前記コイル構成(28)が、少なくとも1つの円筒形巻線を具え、磁束ヨーク(30)によって包囲され、前記磁束ヨークの、前記コイル構成(28)の中心長軸線に沿った断面が略C字形であり、前記磁束ヨークがその各端に脚部(32)を具え、該脚部の各々が、前記コイル構成(28)の1つの面を少なくとも部分的に包囲し、 前記コイル構成(28)の、前記永久磁石要素(50)に面した1つの表面領域(28a)に、軸線方向に配向された複数の磁束伝導ピース(38)が、前記コイル構成(28)の中心長軸線(M)と同軸の円周方向に離間した複数列の形に配置され、 エアギャップ(16)の形成下に、各々の永久磁石要素の前記エアギャップ(16)に出入りする磁化方向が交互する複数の永久磁石要素(50)が、前記磁束伝導ピース(38)と離間した位置関係で、前記円周上で離間した列の形に配置され、前記回転子(14)の前記固定子(12)に対する特定位置において、前記永久磁石要素が少なくとも部分的に、前記磁束伝導ピースの少なくとも一部に整列した向きになる ことを特徴とする横磁束機械。
IPC (1件):
H02K 21/14
FI (1件):
H02K21/14 Z
Fターム (6件):
5H621AA03 ,  5H621BB07 ,  5H621GA14 ,  5H621GA16 ,  5H621GB10 ,  5H621HH04

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