特許
J-GLOBAL ID:200903008012284990
固体電解質型燃料電池の空気極の形成方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 弘男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-274629
公開番号(公開出願番号):特開平5-089884
出願日: 1991年09月26日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】 固体電解質型燃料電池の空気極を構成するペロブスカイト型の導電性金属酸化物の粒子の分散性を確保するとともに、焼成時や発電時の凝集を防止し、低温で焼成しても中心となる固体電解質層との付着性を良好にし、高温で焼成してもペロブスカイト型の導電性金属酸化物の粒子の焼結を防止できるようにする。【構成】 ペロブスカイト型の導電性金属酸化物と、熱分解により固体電解質の膜あるいは微粒子を生じ得る有機金属錯塩の有機系溶液とを混合し、適度な粘土となるまで溶剤を蒸発させ、得られた混合体スラリーを中心固体電解質層1に塗布し、この塗布膜を乾燥、熱分解、焼成することにより、ペロブスカイト型の導電性金属酸化物の粒子の表面、および中心固体電解質層1の表面に固体電解質の膜あるいは微粒子が均一に析出した構造の空気極を形成する。
請求項(抜粋):
固体電解質型燃料電池の中心となる固体電解質層の表面に、導電性を有するペロブスカイト型の金属酸化物の粉体と、熱分解によって固体電解質の膜あるいは微粒子を生じ得る有機金属錯塩の溶液とを混合してなる混合溶液のスラリー、あるいは該混合溶液から溶剤を蒸発させた混合体のスラリーを塗布し、乾燥、熱分解、焼成することにより、前記導電性を有するペロブスカイト型の酸化物の粒子の表面上、および前記中心となる固体電解質層の表面上に、固体電解質の膜あるいは微粒子を均一に析出せしめることを特徴とする固体電解質型燃料電池の空気極の形成方法。
IPC (3件):
H01M 4/88
, H01M 8/02
, H01M 8/12
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