特許

J-GLOBAL ID：200903008017788260

放射線測定装置

発明者： 田中 栄一 ,  小池 清司 ,  森 祐二 ,  下村 文彦
出願人/特許権者： 浜松ホトニクス株式会社
代理人 (1件)： 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-015977
公開番号（公開出願番号）：特開平8-211157
出願日： 1995年02月02日
公開日（公表日）： 1996年08月20日
要約：

【要約】【目的】 簡易な構成で精度良く放射線の線量を測定する放射線計測器を提供する。【構成】 2つ以上の磁気浮上電離箱110、120、...を隣接して配置し、測定用接点113、123、...を電気的に接続し、時分割で、磁気浮上電離箱110、120、...を定期的にリセットするとともに、リセットの際に電荷収集用電極112、122、...から出力される電荷を電荷検出部210で検出する。こうして検出された磁気浮上電離箱110、120、...に蓄積された電荷量の差あるいは比に基づいて、処理部510が放射線の線量および放射能濃度を求める。

請求項（抜粋）：

導電性の壁電極を有する電離箱容器と、前記電離箱容器内に磁気浮上手段によって非接触状態で浮上する電荷収集電極と、前記電離箱容器の一部に設けられた測定用接点とから構成される磁気浮上電離箱を2つ以上備え、夫々の前記測定用接点が互いに電気的に接続された差動電離箱と、前記壁電極にイオン収集用の直流電圧を供給するイオン収集電源と、所定の時間ごとに所定の順序で異なった時刻に夫々の前記磁気浮上電離箱をリセットし、リセットされた前記磁気浮上電離箱の前記電荷収集電極を前記測定用接点に接触させ、前記電荷収集電極の電位をリセットするリセット手段と、前記電荷収集電極の電位のリセットの際に、夫々の前記電荷収集電極から夫々の前記測定用接点に流入した電荷の量を検出する電荷検出手段と、夫々の前記磁気浮上電離箱について前記電荷検出手段で検出された電荷量に基づいて所定の放射線の線量を求める処理部と、を備えることを特徴とする放射線測定装置。

IPC (3件)：

G01T 1/185 ,  G01T 7/00 ,  H01J 47/02

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平2-291659
  
• 特開昭55-117984
  
• 特開昭56-072378
  
• 中性子測定装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-046295   出願人：アロカ株式会社