特許
J-GLOBAL ID:200903008021529954

スピンドルモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高良 尚志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-351683
公開番号(公開出願番号):特開平6-178492
出願日: 1992年12月07日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 動圧ラジアル軸受から潤滑剤が漏出してモータ外部の空間を汚染することを防止する。【構成】 スリーブ部材20を固定支柱14に外嵌する。円筒面形状のラジアル滑部20aとラジアル受部10cとの間に、ラジアル動圧軸受部38、潤滑剤保持用間隙部40及び拡大間隙部42を設ける。ラジアル動圧軸受部38に液状の潤滑剤39を介装する。ラジアル動圧軸受部38は、スリーブ部材20の順方向回転により潤滑剤39に荷重支持圧を発生させる。潤滑剤保持用間隙部40は、ラジアル動圧軸受部38に隣接し、それよりも径方向間隙が大きい。拡大間隙部42は、更に径方向間隙が拡大され、ラジアル動圧軸受部38の他側に隣接する。潤滑剤保持用間隙部40の径方向間隙は、ラジアル動圧軸受部38から漏出した潤滑剤39が毛管現象により潤滑剤保持用間隙部40に保持され得る程度とする。
請求項(抜粋):
略円筒面形状外周部を有してなる軸体と、その略円筒面形状外周部に外嵌された略円筒面形状内周部を有してなるスリーブ体とを備えてなり、軸体に対しスリーブ体が、潤滑剤を介して自在に相対回転し得るスピンドルモータであって、前記略円筒面形状外周部と略円筒面形状内周部との間隙部に、軸体に対するスリーブ体の相対回転により、介装された潤滑剤に荷重支持圧を発生させるラジアル動圧軸受部と、そのラジアル動圧軸受部よりも径方向間隙が大きい潤滑剤保持用間隙部と、その潤滑剤保持用間隙部よりも更に径方向間隙が拡大された拡大間隙部とを有し、潤滑剤保持用間隙部の軸線方向一側はラジアル動圧軸受部に隣接し、他側は拡大間隙部に隣接し、潤滑剤保持用間隙部の径方向間隙は、ラジアル動圧軸受部から漏出した潤滑剤が毛管現象により潤滑剤保持用間隙部に保持され得る程度であることを特徴とするスピンドルモータ。
IPC (3件):
H02K 5/167 ,  F16C 17/02 ,  H02K 5/10

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