特許
J-GLOBAL ID:200903008023625195

遅延プロファイル解析装置及びシンボル同期方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-302413
公開番号(公開出願番号):特開2000-134176
出願日: 1998年10月23日
公開日(公表日): 2000年05月12日
要約:
【要約】【課題】 セグメント方式によるOFDM伝送でも、精密な遅延プロファイルを算出すると同時に、フェージングなどの環境下でも、正確なシンボル同期を確立する。【解決手段】 第1のシンボル同期回路16でウインドウ位置を特定し、FFT回路13でOFDM信号をフーリエ変換した後、フレーム同期を確立する。このとき、CP/DBPSK検出・複素除算回路19にてフレーム同期先頭シンボルにあるCP信号及びDBPSK信号の位相基準信号を取り出し、他のキャリア位置にはゼロを挿入し、既知の信号を用いて複素除算して伝送路特性を求める。この信号をIFFT回路18で逆フーリエ変換することにより、遅延プロファイルを求める。また、その遅延プロファイルに基づいて、第2のシンボル同期回路17で送信側と同じあるいは所定位置だけずれたFFTウインドウを設定する。
請求項(抜粋):
シンボル周期ごとに互いに直交する周波数関係にある複数の搬送波に変調を施してディジタル情報を伝送する直交周波数分割多重(OFDM)伝送方式のシステムに用いられ、当該伝送方式のOFDM信号には、毎シンボル同じ特定のキャリア位置にDBPSK変調された信号が配され、前記DBPSK変調された信号の位相基準信号が特定のシンボルに配されている場合に、その遅延プロファイルを解析する遅延プロファイル解析装置において、前記OFDM信号のシンボル同期を確立するシンボル同期手段と、前記OFDM信号をフーリエ変換するフーリエ変換手段と、前記OFDM信号のフレーム同期を確立するフレーム同期手段と、この手段で確立された同期フレームから前記DBPSK変調された信号の位相基準信号が伝送される特定のシンボルを抽出する特定シンボル抽出手段と、この手段で抽出された特定のシンボルから前記DBPSK変調の位相基準信号の全部或いは一部を抽出する位相基準信号抽出手段と、この手段で抽出された位相基準信号を受信側で既知の信号を用いて複素除算する複素除算手段と、この手段の演算結果に対し、前記位相基準信号抽出手段で位相基準信号が抽出されたキャリア位置以外のキャリア位置に実部虚部共にゼロを挿入するゼロ挿入手段と、この手段でゼロが挿入された信号を逆フーリエ変換することで遅延プロファイルを求める逆フーリエ変換手段とを具備することを特徴とする遅延プロファイル解析装置。
IPC (3件):
H04J 11/00 ,  H04L 7/00 ,  H04L 27/00
FI (3件):
H04J 11/00 Z ,  H04L 7/00 F ,  H04L 27/00 Z
Fターム (21件):
5K004AA01 ,  5K004AA05 ,  5K004BB05 ,  5K004FA03 ,  5K004FC02 ,  5K004FH09 ,  5K022DD13 ,  5K022DD18 ,  5K022DD19 ,  5K022DD33 ,  5K022DD42 ,  5K047AA03 ,  5K047AA11 ,  5K047CC08 ,  5K047DD01 ,  5K047DD02 ,  5K047EE02 ,  5K047GG11 ,  5K047HH01 ,  5K047HH12 ,  5K047HH55
引用特許:
審査官引用 (1件)

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