特許
J-GLOBAL ID:200903008023721950

空気入りラジアルタイヤの更生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-345074
公開番号(公開出願番号):特開平5-169463
出願日: 1991年12月26日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 摩耗ライフ及びブロックの欠けの発生を新品タイヤ並みにする。【構成】 台タイヤ12は、タイヤストレッチ{(B-B0)/B}×100が0%≦{(B-B0)/B}×100≦0.25%の条件を満たすものを用いる。(B0;内圧を付与する前の最外ベルトの径。B;加硫ブラダーに所定内圧を付与した時の最外側のベルト15の外径。)トレッドゴム14は、外側トレッド層16を発泡ゴム20とする。トレッドゴム14を貼着した台タイヤ12を加硫モールドに装填し、加硫ブラダー内の温水の温度を125°C〜150°C、加硫ブラダー内の温水の圧力を18kg/cm2 〜21kg/cm2 、加硫モールドの温度を140°C〜170°Cとすると、発泡ゴム20は発泡率が17%〜23%、気泡の平均径が30μm〜50μmとなり、摩耗ライフ、ブロック欠けの少なさが新品タイヤ(発泡率20%前後、気泡の平均径50μm以下)とほぼ同等となる。
請求項(抜粋):
一対のビード部間にまたがってトロイド状をなすカーカスと、カーカスクラウン部の外周に配列された3層以上のベルトよりなる空気入りラジアルタイヤの更生方法であって、トレッドゴムを除去して台タイヤとし、前記台タイヤに発泡剤の添加された未加硫のトレッドゴムを貼着した後、モールド内で加硫ブラダーに加熱媒体を注入することによってタイヤに内圧を付与して加硫し、前記未加硫のトレッドゴムを発泡させるに際して、前記加硫ブラダー内の加熱媒体の温度を125°C〜150°C、前記モールドの温度を140°C〜170°Cとし、内圧適用前(2.0kg/cm2)のタイヤの最外ベルトの径(B0)とモールド内加硫成形時の最外ベルトの径(B)とが、0%≦{(B-B0)/B}×100≦0.25%なる関係を満足することを特徴とする空気入りラジアルタイヤの更生方法。
IPC (7件):
B29C 35/04 ,  B29C 67/22 ,  B29D 30/54 ,  B29D 30/58 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:04 ,  B29K105:24

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