特許
J-GLOBAL ID:200903008027585317

時計部品

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-090532
公開番号(公開出願番号):特開2001-281358
出願日: 2000年03月29日
公開日(公表日): 2001年10月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 簡便な方法で形成することができて、ロータのような回転のはやい部分においても給油なしで使用できるような被膜を有する時計部品を提供する。【解決手段】 固体潤滑性粒子とバインダーからなり、鉛筆硬度がF〜5Hである塗膜5で摺動部を被覆する。塗膜5は、時計部品に潤滑性を付与する固体潤滑性粒子をバインダーで表面に定着させて得られるものであるが、このとき塗膜がかたいとロータ1のような回転のはやい部分では徐々に摩耗粉が発生しモーターの駆動伝達を紡げる原因となってしまう。しかし、塗膜が適度にやわらかいとローターの動きにあわせて変形することにより力を逃がすことができ、摩耗粉を発生しないので安定した駆動を続けることができる。バインダーを適当な溶媒に溶解した中に上記固体潤滑性粒子を分散して得られる塗料を、スプレー塗装、ディップ等の方法で時計部品表面に塗布し、乾燥焼結等をおこなう。
請求項(抜粋):
固体潤滑性粒子とバインダーからなり、鉛筆硬度がF〜5Hである塗膜で摺動部が被覆されたことを特徴とする時計部品。

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