特許
J-GLOBAL ID:200903008031308794

サーメット電極を有するセラミック部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-255474
公開番号(公開出願番号):特開平7-190818
出願日: 1994年10月20日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 確実な機密性を保証し、許容範囲外の過剰応力を避けるセラミック管を提供する。【構成】 セラミック部品、とりわけ電磁誘導型測定装置用のセラミック管は、穴(10)の中にサーメット電極(12)を含み、サーメット電極は焼結前に穴(10)の中に差し込まれ、その後焼結の際に焼き込まれる。このセラミック部品を、さらに改良して一方では確実な気密性を保証し、他方では許容外の過剰応力を避けるようにしたい。それの解決のために、ロッドとして形成したサーメット電極(12)が凸形を呈し、あるいは穴(10)が、中心において最小直径を持つような凸形を呈し、あるいはその両方であるようにすることを提案する。さらに、サーメット電極(12)を生セラミックの穴(10)の中に差し込み、それと一緒に焼結して、電極領域内の物質塑性変形能によって、高い気密性と、低い応力を有する電極接合個所が生じるようにする。
請求項(抜粋):
穴(10)の中に、棒状に形成したサーメット電極(12)を含んでおり、その電極は生セラミックの穴(10)の中にはめ込んだのち、焼結によって焼き込んだものであり、また穴(10)は出口領域(16、18)と、その中間にある中心(14)とを持っており、しかも焼結後に穴(10)とサーメット電極(12)との間に一つの結合個所ができるようにしたセラミック部品、特に電磁誘導型測定装置用のセラミック管であって、サーメット電極(12)または穴(10)あるいはその両方が、中心(14)の領域から出口領域(16、18)に向かって徐々に広がる隙間が存在するように、焼結前に凸形状を持っていること、および焼結後は結合個所が、少なくとも穴(10)の全長の主要部分にわたって切れ目なく続いていることを特徴とするセラミック部品。
IPC (2件):
G01F 1/58 ,  C04B 37/00

前のページに戻る