特許
J-GLOBAL ID:200903008032178975

連続鋳造鋳型内部の偏流検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-221120
公開番号(公開出願番号):特開平5-038562
出願日: 1991年08月05日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 スラブ用の連続鋳造鋳型内部の短辺方向両側に発生する偏流を、簡略な構成により確実に検出する。【構成】 浸漬ノズル2の注湯口2a,2bから両短辺に向けての注湯が行われる鋳型1の両短辺側に、鋳型1内部の溶湯3表面に臨ませて各1個のレベル計10,11を配し、これらのレベル計10,11が夫々の配設位置にて検出する湯面レベルの検出結果を演算処理部14に与える。演算処理部14は、レベル計10による検出レベルの標準偏差、及びレベル計11による検出レベルの標準偏差を夫々求め、これらの内の湯面レベル制御に用いる側の一方が所定の基準値以上であり、他方が前記一方の所定割合以下であるとき、鋳型1の内部に偏流が発生したと判定する。
請求項(抜粋):
スラブ用の連続鋳造鋳型にこれの両短辺に向けて夫々開口する複数の注湯口を備えた浸漬ノズルにより注湯するに際し、各注湯口からの注湯量の不均衡に伴って鋳型内部に生じる偏流を検出する方法において、前記鋳型の両短辺側に各1個のレベル計を配し、両レベル計による検出レベルの標準偏差を各別に求め、これらの内の湯面レベル制御に用いる側の一方が所定の基準値以上であると共に、他方が前記一方の所定割合以下であるとき、前記偏流が発生したと判定することを特徴とする連続鋳造鋳型内部の偏流検出方法。
IPC (2件):
B22D 11/16 104 ,  B22D 11/10

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