特許
J-GLOBAL ID:200903008032931487

入出力処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-050319
公開番号(公開出願番号):特開平11-249999
出願日: 1998年03月03日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】入出力待ち行列を使用する入出力処理システムにおいて、I/O起動処理に係わる入出力処理装置の処理効率の向上を可能にして、この種の入出力処理システム全体の性能向上を実現することにある。【解決手段】命令処理装置(IP)が、プログラムから発行されたI/O命令の制御エリア(UCW)の中の使用可能なCH情報から、I/O命令を実行可能な1つまたは複数のIOPを対応付け、該対応付けの制御情報(SIOPMOR)を生成する手段を備え、入出力待ち行列(UCWC)に前記SIOPMORを格納する領域を備え、また前記IPがUCWCにUCWを登録するときに、前記SIOPMORを変更しUCWCに格納する手段を備え、前記IOPは前記UCWCのSIOPMORを参照し、IPがUCWCに登録したUCWを実行可能かどうかを判断し、UCWCから実行可能なUCWを取り出す手段を備える。
請求項(抜粋):
命令処理装置(以下、IPと略す)、主記憶装置(以下、MSと略す)、1つまたは複数の入出力処理装置(以下、IOPと略す)、前記IOP配下に1つまたは複数のチャネル(以下、CHと略す)、前記CH配下に1つまたは複数の入出力制御装置(以下、CUと略す)、MS上の入出力命令(以下、I/O命令と略す)の待ち行列制御エリア(以下、UCWCと略す)、プログラムから発行されたI/O命令の制御情報を各入出力装置(以下、I/Oと略す)毎に格納するMS上の入出力装置制御エリア(以下、UCWと略す)、各UCW内のI/O命令の実行に使用可能な1つまたは複数のCH情報とCUの情報とから成り、前記IPがUCWCにUCWを登録し、前記IOPがUCWCに登録されたUCWを取り出し、UCWに格納されたCH,CU情報に従い、プログラムから発行されたI/O命令を実行する入出力処理システムにおいて、前記IPは前記UCWの中の使用可能なCH情報から、I/O命令を実行可能な1つまたは複数のIOPを対応付け、該対応付けの制御情報(以下、SIOPMと略す)を生成する手段を備え、前記UCWCに前記SIOPMを格納する領域を備え、また前記IPがUCWCにUCWを登録するときに、前記SIOPMを変更しUCWCに格納する手段を備え、前記IOPは前記UCWCのSIOPMを参照し、IPがUCWCに登録したUCWを実行可能かどうかを判断し、UCWCから実行可能なUCWを取り出す手段を備えたことを特徴とする入出力処理システム。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-032448
  • 特開昭61-223959

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