特許
J-GLOBAL ID:200903008047546865

ビデオカメラを備えた顕微鏡

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-031930
公開番号(公開出願番号):特開平7-218840
出願日: 1994年02月02日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 ビデオカメラのオートゲインコントロール機能を作動させて映像を見やすくするとともに、その状態で取り込まれたビデオ信号を用いても試料ステージを合焦点に自動的に位置決めできるようにする。【構成】 ビデオカメラ2はオートゲインコントロール機能をオンにして光学像を撮像する。データ記憶部8に記憶されたデータについて同じ走査ライン内の隣接データ間の差分が4乗され、1フレームのデータについて加算して評価値が算出され、コントラスト関数がられる。コントラスト関数は平滑化され、微分されて、その微分値の最大値を示すZ位置と最小値を示すZ位置の間のZ位置範囲を合焦点が存在する有効範囲として算出しされ、合焦点有効範囲内に存在するコントラスト関数の最大値が合焦点なる。
請求項(抜粋):
対物鏡から入射する光学像を撮像するオートゲインコントロール機能を有するビデオカメラと、対物鏡方向に接近及び遠ざかる方向のZ方向に移動する移動機構を備えた試料ステージと、試料ステージのZ方向の移動を制御するステージ駆動制御部と、オートゲインコントロール状態で撮像されたビデオカメラからのビデオ信号をデジタル信号として取り込むデータ取込み部と、試料ステージの各Z位置でデータ取込み部を経て取り込まれた1フレーム分のビデオ信号をデータとして記憶するデータ記憶部と、データ記憶部に記憶されたデータについて同じ走査ライン内の隣接データ間の差分を複数乗し、それを1フレームのデータについて加算して評価値とする評価値算出部と、評価値算出部により算出された、試料ステージのZ位置に対する評価値をコントラスト関数として記憶するコントラスト関数記憶部と、コントラスト関数を平滑化した後、微分し、その微分値の最大値を示すZ位置と最小値を示すZ位置の間のZ位置範囲を合焦点が存在する有効範囲とする合焦点有効範囲算出部と、合焦点有効範囲内に存在するコントラスト関数の最大値を合焦点とし、ステージ駆動制御部に対してその合焦点に試料ステージを移動させる合焦点算出部と、を備えたことを特徴とする顕微鏡。
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開昭63-191063
  • 特開昭52-028340
  • 特開昭60-143313
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