特許
J-GLOBAL ID:200903008048579708

カテーテル状超音波プローブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-098390
公開番号(公開出願番号):特開平7-303645
出願日: 1994年05月12日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】【目的】 リニア方向の移動量及びラジアルスキャンの角度を適確に検出できるカテーテル状超音波プローブを提供する。【構成】 超音波振動子17を用いてリニアスキャンを行うカテーテル状超音波プローブ30において、超音波振動子17を備える先端部12aに、平行かつ等間隔に並ぶ複数のスリット31aを有するスリット体31を取り付け、このスリット体31に光を照射し、その通過と遮蔽の切り替わりをカウントしてこれに単カウントあたりの移動量を乗算することによりリニア方向の移動量を算出する。一方、ラジアルスキャンを行うカテーテル状超音波プローブにおいては、環状のスリット体を取り付け、これに光を照射し、その通過と遮蔽の切り替わりをカウントしてこれに単カウントあたりの移動角度を乗算することにより、ラジアルスキャンの角度を算出する。このため、カテーテル状超音波プローブがいかなる環境におかれた場合でも、その超音波振動子のリニア方向の移動量或いはラジアルスキャンの角度を適確に把握することができる。
請求項(抜粋):
超音波振動子を備える先端部と、この先端部から伸びるケーブルと、この先端部及びケーブルから成るプローブアセンブリと、このプローブアセンブリを覆うカテーテルチューブと、を備え、このカテーテルチューブ内で前記超音波振動子をリニアに移動させてリニアスキャンを行うカテーテル状超音波プローブにおいて、前記先端部に備えられ、板状の部材に複数のスリットが等間隔で平行に設けられて構成されたスリット体と、このスリット体に光を照射する光照射手段と、前記スリット体を通過する光を受光する受光手段と、前記スリット体に対する光の通過と遮蔽の切り替わりを検出することにより、前記先端部の移動の際に前記光照射手段を横切るスリットの数をカウントするカウンタと、このカウンタによるカウント数と前記先端部の走査の方向とから当該先端部の移動量を算出するカルキュレータと、を備え、リニアスキャン時に前記超音波振動子の移動量を算出することを特徴とするカテーテル状超音波プローブ。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭57-009439
  • 特開平4-299217
  • 特開昭57-009439
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