特許
J-GLOBAL ID:200903008059813591

5’(OH)および/または3’(OH)部位に1以上の放射活性のない標識要素を導入するために5’(OH)および/または3’(OH)が化学的に修飾された核酸プローブ、およびそれらの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-518492
公開番号(公開出願番号):特表平8-511678
出願日: 1994年02月18日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】本発明は、DNAまたはRNA分子を検出するための核酸プローブに関する。上記プローブは:a)検出される分子の型に応じて、DNAまたはRNAの核酸配列Sにより構成されるオリゴヌクレオチドまたはオリゴデオキシリボヌレオチド部分と、b)発光または発色により放射性同位体を用いることなく検出か可能な1以上の検出単位もしくは標識要素Mの直接または間接的な接着を可能にする化学的特性を有するヌクレオチドてない部分とを含む。上記プローブは、b)部分がアルキル基がちりばめられているホスフェート単位の鎖より構成されるという事実によって特徴づけられ、すなわち:b1)異なるホスフェート基群を結び付け、そして特別の置換性(functionality)を示さないあるアルキル基群b2)様々な試薬と結合して、直接的または間接的な検出を可能とする1級アミン基を示すアルキル基群であって、b2)基群は上記b1)の基のためにa)部分または配列Sに結合されている。配列Sはその5’および/または3’端で1以上の標識要素Mに結合される。この型のプローブは、先天性の遺伝性疾患、癌遺伝子、ウイルス性、細菌性または寄生虫性疾患の検出および診断に使用される。
請求項(抜粋):
DNAまたはRNA分子を検出する核酸プローブであって、 a)S:検出される分子のタイプに依存するDNAまたはRNA核酸配列によって構成されるオリゴヌクレオチドまたはオリゴデオキシヌクレオチド部分および b)発色または発光により放射性同位体を用いないで検出できる1以上の検出単位または標識単位Mの直接的または間接的な接着を可能にする化学的特性を有するヌクレオチドでない部分からなり、前記b)部分がアルキル基がちりばめられたホスフェート単位の鎖で構成され、すなわち、 b1)種々のホスフェート基が結合し、特別の機能を示さないアルキル基; b2)直接的または間接的な検出を行うために、種々の試薬で結合できる1級アミン基を有するアルキル基、 前記b2)基は、a)部分にまたはb1)基を介して配列Sにつながれていることを特徴とする核酸プローブ。
IPC (3件):
C12Q 1/68 ,  C07H 21/04 ,  C12N 15/09 ZNA
FI (3件):
C12Q 1/68 A ,  C07H 21/04 B ,  C12N 15/00 ZNA A

前のページに戻る