特許
J-GLOBAL ID:200903008068734548

トルクコンバータのスリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-172353
公開番号(公開出願番号):特開2001-004020
出願日: 1999年06月18日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】変速中はフィードバック制御によるスリップ制御を中止して前回のフィードバック制御値相当のスリップ状態に保つものにおいて、変速とコンバータ域からスリップ制御域への移行とが同時に起きる時のショック対策。【解決手段】トルクコンバータをコンバータ状態で機能させるべきコンバータ領域と、ロックアップ状態で機能させるべきロックアップ領域と、スリップ制御領域との間で領域移行がある時に、直近のフィードバック制御演算値をロックアップクラッチが釈放される値に、リセットする。また、上記リセットをスリップ制御領域からの移行時t1 に限って行う。さらに、上記リセットをロックアップ領域への移行時は禁止する。
請求項(抜粋):
入力回転を流体伝動のみにより出力するコンバータ状態と、入力回転をロックアップクラッチのみを介して機械的に出力するロックアップ状態と、ロックアップクラッチの滑り結合によりこれらコンバータ状態およびロックアップ状態の間のスリップ制御状態との3態様にて伝動可能なトルクコンバータを伝動系に有し、トルクコンバータを該スリップ制御状態で機能させるべきスリップ制御領域が複数の変速段に設定され、各スリップ制御領域で前記ロックアップクラッチの滑り結合力をトルクコンバータの実スリップ回転と目標スリップ回転との間のスリップ回転偏差に基づきフィードバック制御して該目標スリップ回転を実現するようになすが、スリップ制御領域での変速中は前記フィードバック制御を中止してフィードバック制御演算値を変速前における直近のフィードバック制御演算値に固定するようにした自動変速機において、トルクコンバータを前記コンバータ状態で機能させるべきコンバータ領域と、前記ロックアップ状態で機能させるべきロックアップ領域と、前記スリップ制御領域との間で領域移行がある時に、前記直近のフィードバック制御演算値をロックアップクラッチが釈放される値にリセットするよう構成したことを特徴とするトルクコンバータのスリップ制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/14 601 ,  F16H 59:38
Fターム (5件):
3J053CA03 ,  3J053CB05 ,  3J053CB15 ,  3J053EA02 ,  3J053FA02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭60-014652
  • 特開平2-199357
審査官引用 (4件)
  • 特開昭60-014652
  • 特開平2-199357
  • 特開昭60-014652
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