特許
J-GLOBAL ID:200903008071300290
重力沈降式粒子径分布測定装置用の分流器
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-243795
公開番号(公開出願番号):特開2000-074813
出願日: 1998年08月28日
公開日(公表日): 2000年03月14日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、フライアッシュ、関東ローム、シリカサンド等の種々の粉粒体の懸濁液の注入過程がその測定結果に影響しないような重力沈降式粒子径分布測定装置用の分流器を案出することを課題とする。【解決手段】 排出管5から沈降槽4内に懸架された沈降筒3内と沈降槽4内とに別々に懸濁液0を注入するために、排出管5内に内蔵管5′′が装着されることにより分流器が形成されており、分流器は流入口8と分枝管5′の端に排出口6を備えた一方の管路と、内蔵管5′′の一端に流入口9をかつ他端に排出口7を備えた他方の管路とから成り、前記分流器の一方の管路の流入口8の横断面積と他方の管路の流入口9の横断面積との比を、沈降筒3内の容積と沈降槽4内の沈降筒3の体積を除く全容積とに懸濁液を注入する際、これらの容積比に対応させていることを特徴とする重力沈降式粒子径分布測定装置用の分流器。
請求項(抜粋):
沈降槽(4)内に懸吊される沈降筒(3)内と沈降槽(4)内とに排出管(5)から別々に懸濁液(0)を注入するために、排出管(5)内に内蔵管(5′′)を装着することにより分流器が形成され、分流器は流入口(8)と分枝管(5′)の端に排出口(6)を備えた一方の管路と、内蔵管(5′′)の一端に流入口(9)をかつ他端に排出口(7)を備えた他方の管路とから成り、一方の管路の排出口(6)は沈降筒(3)上にかつ他方の管路の排出口(7)は沈降槽(4)上に開口しており、その際沈降筒(3)の上縁までの沈降筒(3)の内空間の全容積と、前記沈降筒(3)の上縁と同一の高さまでの沈降槽(4)の内空間の全容積から沈降筒(3)の全体積を減じた沈降槽(4)の残りの容積とに懸濁液(0)を注入する際、それらの容積比に略比例する比で懸濁液(0)を沈降筒(3)内及び沈降槽(4)内に注入するために、前記分流器の一方の管路の流入口(8)の横断面積と他方の管路の流入口(9)の横断面積との比を前記容積比に対応させたことを特徴とする重力沈降式粒子径分布測定装置用の分流器。
前のページに戻る