特許
J-GLOBAL ID:200903008074337240

複帯材層を使用して特にプリント回路用の金属層をもつプラスチック積層品を製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 伸行
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-517856
公開番号(公開出願番号):特表平8-506289
出願日: 1993年03月31日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】特にプリント回路を用途とする、積層体(11〜14)からなる積層品(10)であるプラスチック積層品の製造方法である。各積層品両面の金属層を、へび状に設けた2つの連続帯材(20、30)から形成する。各積層体(11〜14)を形成すると、金属層は各積層体の上下層になる。これら2つの帯材の端部を電流発生源(50)に接続することによって形成した電熱素子によって各積層体(11〜14)を吸熱加熱する。
請求項(抜粋):
それぞれがプレプレグ(15)などからなる絶縁性の高いプレート(以下、プレプレグと呼ぶ)と、このプレプレグの両側に設けた特に銅からなる金属層(20〜25)とで構成した積層体からなる積層品を形成することによって特にプリント回路用のプラスチック積層品を製造するさいに、ステンレススチールなどからなるシート(40〜44)(以下、単にシートと呼ぶ)を積層体間に設け、得られた積層品をプレスに装着して、熱及び圧力を同時に作用させて、プラスチック積層品を製造する方法において、 2つの金属層を2つの連続帯材(20、30)から構成し、第1帯材(20)の第1部分(21)を第1積層体(11)のプレプレグ(15)の第1面に設け、第2帯材(30)の第1部分((31)を第1積層体(11)のプレプレグ(15)の第2面に設け、第2部分(33)を、シート(41)を形成し、180°の曲がりを形成した後、該シート(41)の第2面に設け、第1帯材(20)の第2部分(23)を、第2積層体(12)のプレプレグ(15)の第2面に設け、第3部分(25)を、第2シート(42)を設け、180°の曲がりを形成した後、該シート(42)の第2面に設け、第2帯材(30)の第3部分(35)を、180°の曲がりを形成した後、第3積層体(13)のプレプレグ(15)の第2面に設け、このような加工を積層体(11〜14)からなる積層品(10)全体を通じて行い、帯材(20、30)間に電気絶縁層を形成保持し、2つの帯材(20、30)の最初の端部と最後の端部は適当な電流発生源(50)に接続して、十分な圧力を積層体(11〜14)からなる積層品(10)に加え、電流発生源(50)の電気回路を閉じると、それぞれ積層体(11〜14)の両面に整合する2つの帯材(20、30)の各部分が電熱素子として作用し、各層(15、20、30)を密接させ、プラスチック積層品を得ることを特徴とするプラスチック積層品の製造方法。
IPC (8件):
B29C 43/18 ,  B29C 43/20 ,  B29C 43/34 ,  B29C 43/52 ,  B30B 9/00 ,  B32B 15/08 ,  H05K 3/46 ,  B29K105:06

前のページに戻る