特許
J-GLOBAL ID:200903008078858075
対象の同一性を検証する方法および装置
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
伊東 忠彦
, 大貫 進介
, 伊東 忠重
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-530672
公開番号(公開出願番号):特表2007-510193
出願日: 2004年05月06日
公開日(公表日): 2007年04月19日
要約:
本発明は、ある対象の同一性を、該対象の物理的特性の測定に基づいて検証することに関するものである。登録段階において、素性が既知の対象が測定され、結果として得られる登録測定値がのちの参照のために保存される。そして検証段階において、検証のために提示された対象が測定され、その検証測定値が前記登録測定値と比較されて、二つの測定値が同一の対象に由来するものであるかどうかが判定される。本発明によれば、登録測定値および検証測定値は、それぞれ登録ノイズおよび検証ノイズによって影響されたある第一のランダム変数の二つの実現値としてモデル化される。この登録ノイズおよび検証ノイズはそれぞれ第二および第三のランダム変数の実現値であり、前記第一、第二、第三のランダム変数は既知の分布をもつものとする。
請求項(抜粋):
ある対象の同一性を、該対象を特徴づける検証測定値とあらかじめ保存されている登録測定値とから検証するための検証方法であって、
前記登録測定値および前記検証測定値がそれぞれ登録ノイズおよび検証ノイズによって影響されたある第一のランダム変数の第一および第二の実現値としてモデル化され、前記登録ノイズは第二のランダム変数の実現値であり、前記検証ノイズは第三のランダム変数の実現値であり、前記第一、第二、第三のランダム変数は既知の分布をもつものであり、
・前記登録測定値および前記検証測定値について、前記第一のランダム変数の前記第一および第二の実現値が同一であるという第一の仮説のもとでの二変量の同時確率密度関数と前記第一および第二の実現値が異なるものであるという第二の仮説のもとでの二変量の同時確率密度関数との比のある関数の値を計算し、
・計算された値をある閾値と比較することによって前記登録測定値および前記検証測定値が同一の対象に由来するものであるかどうかを判定する、
ステップを有することを特徴とする検証方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G06T7/00 300D
, A61B5/10 320A
Fターム (11件):
4C038VA07
, 4C038VB03
, 4C038VB13
, 5L096BA08
, 5L096BA15
, 5L096BA18
, 5L096FA34
, 5L096GA30
, 5L096GA51
, 5L096JA03
, 5L096JA11
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