特許
J-GLOBAL ID:200903008080183905

論理シミュレーション方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-193509
公開番号(公開出願番号):特開平6-035988
出願日: 1992年07月21日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 論理シミュレーションシステムにおいて、ゲートレベルのシミュレーションを行なう論理シミュレータが、既に問題を有すると判っている特定命令で障害が発生し、プログラムが先へ進めなくなることを防ぐ。【構成】 既に問題ありと判かっている特定命令を、抑止命令登録手段22に登録しておく。ソフトウェアシミュレータ1を起動してプログラムを実行し、論理シミュレータ乗移り判断手段11が論理シミュレータ2への乗移り命令であることを知ると、論理シミュレータ2を起動させ、その時点の状態情報をシミュレータ内に設定させる。抑止命令判定手段23は次の命令が登録されている命令でなにことを調べ、ソフトウェアシミュレータ乗移り判断手段24はソフトウェアシミュレータへの乗移り命令でないことを知ると、論理シミュレータ命令実行手段25により命令を実行し、次の命令で同じ処理を繰返す。
請求項(抜粋):
論理回路の正常性を確認するためのゲートレベルのシミュレーションを行なう論理シミュレータと命令レベルのシミュレーションを行なうソフトウェアシミュレータとからなる論理シミュレーション方式において、論理シミュレータが有する命令で実行を抑止する命令をプログラムの実行前に登録しておく抑止命令登録手段と、ソフトウェアシミュレータが実行する命令が論理シミュレータへの乗移り命令かを判断するソフトウェアシミュレータに設けた論理シミュレータ乗移り判断手段と、この論理シミュレータ乗移り判断手段が乗移り命令を判定したとき次の命令が前記抑止命令登録手段に登録された命令であるかを判断し、抑止命令であるときはこの命令をソフトウェアシミュレータに知らせて実行させる論理シミュレータに設けた抑止命令判断手段と、この抑止命令判断手段が抑止命令でないと判断した命令がソフトウェアシミュレータへの乗移り命令でないかを判断し、乗移り命令でないと判断したとき命令を実行させ、乗移り命令であるときソフトウェアシミュレータへ乗移りを知らせ、以降の命令をソフトウェアシミュレータで実行させる論理シミュレータに設けたソフトウェア乗移り判断手段と、このソフトウェア乗移り判断手段から指示された命令を実行し、次の命令の実行・抑止を前記抑止命令判断手段に行なわせる論理シミュレータ命令実行手段とを有することを特徴とする論理シミュレーション方式。
IPC (2件):
G06F 15/60 360 ,  G06F 11/26 310

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