特許
J-GLOBAL ID:200903008083750681

ブライドルロールのスリップ検出方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-042086
公開番号(公開出願番号):特開平10-235423
出願日: 1997年02月26日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】鋼帯の圧延・酸洗・表面処理等のラインに設置されるテンションブライドル装置において、鋼帯の通板速度を正確に測定することができ、複数のブライドルロールのスリップを確実に検出できるようにする。【解決手段】テンションブライドル装置1の測定対象のブライドルロール2とは別に昇降可能な通板速度測定ロール7を有する通板速度測定装置6を設置し、鋼帯の条件に応じて鋼帯Sのロール7への巻付け角θを変更してロール7と鋼帯S間のスリップを防止し、正確な通板速度の測定を可能とした上で、ロール7の回転数とロール径とから鋼帯の通板速度V0 を求め、ブライドルロールの回転数とロール径とから各ブライドルロール2の周速度Vi を求め、通板速度V0 と各ブライドルロールの周速度Vi とを比較して絶対値[V0 -Vi ]が所定のしきい値Vthより大となったときに当該ブライドルロールと鋼帯間にスリップが発生していると判定する。
請求項(抜粋):
鋼帯を巻き付けたブライドルロールを回転駆動することにより鋼帯の張力制御を行うテンションブライドル装置におけるブライドルロールのスリップを検出するスリップ検出方法において、前記ブライドルロールとは別に設置した通板速度測定ロールを鋼帯が所定の巻付け角θでロールに巻き付くように鋼帯に対して押し付け、この通板速度測定ロールの回転数とロール径とから鋼帯の通板速度V0 を求め、ブライドルロールの回転数とロール径とから各ブライドルロールの周速度Vi を求め、鋼帯の通板速度V0 と各ブライドルロールの周速度Vi とを比較して絶対値[V0 -Vi ]が所定のしきい値Vthより大となったときに当該ブライドルロールと鋼帯間にスリップが発生していると判定することを特徴とするブライドルロールのスリップ検出方法。
IPC (2件):
B21B 39/08 ,  B21C 51/00
FI (2件):
B21B 39/08 A ,  B21C 51/00 N

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