特許
J-GLOBAL ID:200903008084686472
ステンレス用チップソー
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-147713
公開番号(公開出願番号):特開平5-337734
出願日: 1992年06月08日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】難削材であるステンレスを切断することができるとともに、切断時における歯部のチッピング及び摩耗を抑える。【構成】厚さ1.2mmの金属製の円板よりなる本体2には中央にセンタホールが形成され、本体2の周縁に形成された凸部2aには所定ピッチ毎に70個の超硬チップ4がロウ接されている。超硬チップ4よりなる歯部5はすくい角Aが23度に設定され、先端中央を1.0mmだけ残して左右均等に35度のすみ角Cで面取りされている。また、各歯部5は全て同一形状であり、且つその回転軌跡が全て一致する一枚歯に配列されている。従って、チップソー1は周速800〜2500m/min.の条件下で使用されても、大きなすくい角によりステンレスが切断されるとともに、歯部5の所定形状及び所定配列により歯部5のチッピングや摩耗は抑えられる。
請求項(抜粋):
金属製の薄い円板状の本体(2)の周上に沿って所定間隔をおいて複数の超硬チップ(4)が固着されることにより歯部(5)を形成し、その周速が800〜2500m/min.の条件下で使用されるステンレス用チップソーにおいて、前記歯部(5)のすくい角(A)を15〜30度の範囲とし、且つすみ角(C)を左右均等に形成した歯形要素とするとともに、各歯部(5)を全て同一形状とし、且つ切断時に各歯部(5)が描く回転軌跡が全て一致するように各歯部(5)を本体(2)に対して配列した一枚歯としたことを特徴とするステンレス用チップソー。
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