特許
J-GLOBAL ID:200903008085739650

鉄塔の変位計測方法およびその装置並びにその変位計測に使用される記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-350177
公開番号(公開出願番号):特開2003-148916
出願日: 2001年11月15日
公開日(公表日): 2003年05月21日
要約:
【要約】【課題】 鉄塔の変位計測を容易化する。【解決手段】 パソコン側に既知データ取り込み手段11と座標変換部12とROM13と動作制御部14と画面表示部15と演算部16とを設ける。既知データ取り込み手段11は測定対象鉄塔の構造図を取り込む。ROM13は鉄塔変位の計測を行うプログラムを格納し、このプログラムに従い動作制御部14は既知データ取り込み手段11と座標変換部12と画面表示部15と演算部16とを制御する。画面表示部15は視点座標系の投影面上に鉄塔構造図の構造モデルとカメラ7による鉄塔の撮影画像とを同一の実長関係をもって表示する。画面上で少なくとも視点から投影面までの距離を可変して構造モデルの基準部位と撮影画像の同じ基準部位とを一致させる。構造モデルに対する撮影画像の変位測定対象部位のずれ量を求め、これをワールド座標系に変換した実長のずれ量が鉄塔測定部位の変位として測定される。
請求項(抜粋):
鉄塔をカメラで撮影し、得られた画像データをコンピュータ画面上で処理して前記鉄塔の変位を計測する方法であって、測定対象の鉄塔構造図を含む既知情報を取り込んでおき、測定対象の鉄塔の鉄塔構造図をカメラ位置を視点とした視線方向のデータと視点から投影面までの仮の距離データとを与えて視点座標系に置き換え該投影面に透視投影変換したものを鉄塔構造モデルとして画面上に表示する工程と、前記カメラにより撮影される測定対象鉄塔の静止画を画面上で前記鉄塔構造モデルと同一の実長関係をもって予め定めた鉄塔の基準部位を前記鉄塔構造モデルの同じ基準部位に重ねて表示する工程と、前記視点から投影面までの距離の値を順次変えて鉄塔構造モデルの前記基準部位とカメラにより撮影された静止画の測定対象鉄塔の前記基準部位とが一致するまで前記各工程を順次繰り返し行う工程と、前記鉄塔構造モデルの前記基準部位とカメラにより撮影された静止画の測定対象鉄塔の前記基準部位とを一致させた後に、カメラにより撮影された静止画の鉄塔の変位測定対象部位の位置ずれ量を鉄塔構造モデルの同じ部位に対して求め、この位置ずれ量から測定対象の鉄塔の変位を計測する工程と、を有することを特徴とする鉄塔の変位計測方法。
IPC (3件):
G01B 11/00 ,  G06T 1/00 280 ,  G06T 7/60 150
FI (3件):
G01B 11/00 H ,  G06T 1/00 280 ,  G06T 7/60 150 B
Fターム (32件):
2F065AA04 ,  2F065AA09 ,  2F065AA20 ,  2F065BB05 ,  2F065CC14 ,  2F065DD00 ,  2F065DD06 ,  2F065FF04 ,  2F065FF61 ,  2F065JJ03 ,  2F065JJ19 ,  2F065QQ00 ,  2F065QQ24 ,  2F065QQ25 ,  2F065QQ28 ,  2F065SS03 ,  2F065SS13 ,  5B057AA20 ,  5B057CA13 ,  5B057CB12 ,  5B057CB20 ,  5B057CD14 ,  5B057CE08 ,  5B057CH01 ,  5B057DA07 ,  5B057DA16 ,  5L096BA20 ,  5L096EA14 ,  5L096FA66 ,  5L096FA69 ,  5L096FA76 ,  5L096HA01

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