特許
J-GLOBAL ID:200903008098408629

蟻酸カルシウムを添加した果実掛け袋

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-158019
公開番号(公開出願番号):特開2006-304752
出願日: 2005年04月26日
公開日(公表日): 2006年11月09日
要約:
【課題】 カルシウム不足による梨果実の発育障害は、カルシウム塩の果実への直接投与により防止することが出来るが、現在行われているカルシウムを含む資材の果実および葉面への散布では、生育初期に多回数の散布が必要であり労力、経費を多く要するばかりか、防止効果も高くはない。そのため、果実発育障害防止を可能とする十分な量のカルシウムを簡易な手段で果実へ吸収させる方法を見出す必要がある。【解決手段】 果実へ袋を掛けて栽培される梨では、カルシウム塩を添加した果実掛け袋を用いて労力を掛けずに肥料分であるカルシウムを果実に与えることが可能である。そこで、溶解度と吸収速度が適度であって薬害を起こしにくい蟻酸カルシウムを選び、蟻酸カルシウム水溶液を染み込ませた紙で作った袋を果実に掛ける実験により、ナシ‘新高’の「みつ症」、「裂皮症」、「尻あざ症」が防止出来ることを見い出した。
請求項(抜粋):
蟻酸カルシウムを添加した果実掛け袋
IPC (3件):
A01G 13/02 ,  A01N 25/00 ,  A01N 59/06
FI (3件):
A01G13/02 101C ,  A01N25/00 102 ,  A01N59/06 Z
Fターム (6件):
2B024FC04 ,  4H011AB03 ,  4H011BA01 ,  4H011BB06 ,  4H011BB18 ,  4H011DD03

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