特許
J-GLOBAL ID:200903008104748275

多段結合網のデ-タ処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢島 保夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-034865
公開番号(公開出願番号):特開平6-231095
出願日: 1993年01月31日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】スイッチングエレメントユニット(SEU)を多段に結合したプロセッサ間ネットワ-クに複数のプロセッサエレメントユニット(PEU)を接続し、PEU間の通信には経路を指定して行なう並列計算機において、システム全体は止めずに、一部分のSEUもしくはPEUを停止して保守や増設を行なうことができ、さらにネットワ-ク内で利用率の高い経路を迂回して通信を行う機能を備えたデータ処理システムを提供することを目的とする。【構成】構成情報管理回路13をSEU1に設ける。構成情報管理回路13は、自SEUの状態(位置、障害)を監視し、各SEU間で互いに状態監視のデ-タの通信を行なう。この通信は、例えば処理デ-タ転送用の回線結合網3とは別に設けた回線結合網4を介して行なう。状態の変化を検出すると、SEU1は、現在の状態をPEU2に報告する。あるいは、PEU2からの問合せに対して、位置やポートの状態を返答する。【効果】各PEUは、現在の状態を把握できるようになるので、誤った経路による通信を防げるようになる。
請求項(抜粋):
複数のスイッチング装置を入出力パスによって多段に結合したプロセッサ間ネットワ-クと、前記プロセッサ間ネットワ-クに接続された複数のプロセッサとを備えるとともに、前記入出力パスの識別子を、前記入出力パスが結合しているそれぞれの前記スイッチング装置の前記プロセッサ間ネットワ-ク内の位置によって決定し、前記プロセッサ間ネットワ-クでの前記プロセッサ間の通信で、送信側のプロセッサは、受信側のプロセッサまでの通信経路として、前記入出力パスの前記識別子の集合を前記スイッチング装置に指示する、デ-タ処理システムにおいて、前記スイッチング装置間で相互に通信を行なうことにより、前記プロセッサ間ネットワ-ク内での前記スイッチング装置自身の位置を把握する手段を備えたことを特徴とするデ-タ処理システム。
IPC (2件):
G06F 15/16 400 ,  G06F 15/16

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