特許
J-GLOBAL ID:200903008108517014

抗菌性皮膜を有するステンレス鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-021291
公開番号(公開出願番号):特開平8-193218
出願日: 1995年01月13日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】 ステンレス鋼自体に抗菌性を付与する。【構成】 露点が+10〜-65°Cに制御されたH2 ガス又は90体積%以上のH2 とN2 との混合ガス中で、0.1〜1重量%のTiを含むステンレス鋼素材又は0.1〜1重量%のTi及び0.3〜4重量%のCuを含むステンレス鋼素材を850〜1150°Cの温度に熱処理し、素材表面にTiO2 としてのTiを20原子%以上を含む皮膜を形成させる。熱処理が施されたステンレス鋼を更に0.5〜5重量%のフッ酸及び5〜20重量%の硝酸を含む混酸溶液に浸漬するとき、表面皮膜中のTiO2 が濃化され、抗菌性が向上する。【効果】 光触媒として作用するTiO2 の機能を利用し、半永久的に抗菌作用を呈する材料が得られる。
請求項(抜粋):
露点が+10〜-65°Cに制御されたH2 ガス又は90体積%以上のH2 とN2 との混合ガス中で、0.1〜1重量%のTiを含むステンレス鋼素材を850〜1150°Cの温度に熱処理し、素材表面にTiO2 としてのTiを20%以上を含む皮膜を形成させることを特徴とする抗菌性皮膜を有するステンレス鋼の製造方法。
IPC (7件):
C21D 6/00 102 ,  A01N 59/16 ,  A61L 2/16 ,  C21D 1/76 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/50 ,  C23C 8/14
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 脱臭部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-020559   出願人:東陶機器株式会社

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