特許
J-GLOBAL ID:200903008111990804

活線下絶縁劣化診断方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-143412
公開番号(公開出願番号):特開平8-075804
出願日: 1995年06月09日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】 電力ケーブル或はこれの下流側に接続の電力機器等の測定対象について、その絶縁劣化診断を活線下で行う活線下絶縁劣化診断装置を提供する。【構成】 測定対象の電力ケーブル2の電源側端と負荷側端の両方にZCT4,5を装着し、そして各ZCTの2次側に接続した測定器6,6’を設ける。各測定器には、ZCTの2次側に接続するインピーダンスとして3つの異なった値のインピーダンスを提供する検出素子15と、電圧計13とを設ける。
請求項(抜粋):
活線運転中の電力ケーブルの絶縁劣化診断、又は活線運転中の該電力ケーブルとこれより下流の電力機器の絶縁劣化診断を行う活線下絶縁劣化診断方法であって、イ) 前記電力ケーブルの電源側端において第1の零相電流を電磁的に検出するステップ、ロ) 前記電力ケーブルの負荷側端において第2の零相電流を電磁的に検出するステップ、ハ) 前記第1零相電流を、異なった値の第1と第2と第3のインピーダンスに順番に流すことにより、そのそれぞれに発生する交流実効電圧降下を表す第1の電圧値、第2の電圧値、第3の電圧値を得るステップ、ニ) 前記第2零相電流を、前記第1、第2、第3のインピーダンスとそれぞれ同じインピーダンス値の第4と第5と第6のインピーダンスに順番に流すことにより、そのそれぞれに発生する交流実効電圧降下を表す第4の電圧値、第5の電圧値、第6の電圧値を得るステップ、ホ) 前記第1、第2、第3、第4、第5、第6の電圧値から、前記電力ケーブルの絶縁劣化、又は前記電力ケーブルとこれより下流の前記電力機器の絶縁劣化に関する情報を算出するステップ、を備えた活線下絶縁劣化診断方法。

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