特許
J-GLOBAL ID:200903008118189171

航空機の車輪用の電気-油圧式制動システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-037032
公開番号(公開出願番号):特開平6-298188
出願日: 1994年03月08日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 構造が簡単かつ信頼性が高く、操縦士の処置にのみ頼ることなく各種ブレークダウンに対処可能な航空機の着陸装置用の制動システムの提供。【構成】 2個の油圧源(103、104)が1個の制動制御段(120)を介し2つの群の車輪のブレーキに達する油圧回路(101、102)に油圧供給し、第1の回路はコントロールユニット(105)で電気制御されるソレノイドバルブ(151)またはシャトル弁(110、111)を介してペダルで機械的制御される二重測定バルブ(108)を各制動制御段の入口に接続し、第2の回路はソレノイドバルブ(152)を直接制動制御段の第2の入口に接続する。各制動制御段は各ブレーキ用にサーボバルブを有する対称的な2個の内部回路を有し、サーボバルブはバルブ(127、128)を介し相互接続されている。
請求項(抜粋):
車輪が航空機の長手方向の中心面の両側に対称的に配置された2つのグループに分けられていて、それぞれの車輪がブレーキを備え、そのブレーキはブレーキペダルからコントロールユニットによって電気的に制御される結合された制動およびアンチスキッドサーボバルブを経由して作動され、コントロールユニットが前記ペダルの踏み込みと車輪の速度に応じた測定データを捉える様にされている航空機の着陸装置の車輪用の電気-油圧式制動システムにおいて、該システムが2つの油圧源(102、104)を有し、該油圧源のそれぞれが、2つの入口を有する制動制御段(120)を介して2つの車輪群に達している対応する油圧回路(101、102)に油圧供給をしていて、第1の回路(101)が各制動制御段(120)の第1入口(121)を、それぞれ一つの車輪群のブレーキと結合された2つのシャトルバルブ(110、111)を介して、コントロールユニット(105)によって電気的に制御される第1ソレノイドバルブ(151)、あるいはブレーキペダルによって機械的に制御される二重測定バルブ(108)に接続していて、第2の回路(102)が各制動制御段(120)の第2入口を、直接に、コントロールユニット(105)によって同様に電気的に制御される第2ソレノイドバルブ(151)に接続していて、各制動制御段(120)が結合されたブレーキ当たりそれぞれ1個のサーボバルブ(123、124)を有する2個の対称的な内部回路のまわりに構成されていて、前記2個の内部回路は、それぞれ被制御バルブ(127、128)を介して付加的に相互接続されていて、2つの油圧回路(101、102)の一方または他方がブレークダウンした時には、他の油圧回路と結合されたサーボバルブが、制動とアンチスキッドの制御を、自動再構成によって一対の直列モードで実行することを可能ならしめていることを特徴とする電気-油圧式制動システム。
IPC (2件):
B64C 25/44 ,  B60T 8/92

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