特許
J-GLOBAL ID:200903008122039672

アルカリ蓄電池用水酸化ニッケル電極の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-296406
公開番号(公開出願番号):特開平9-139208
出願日: 1995年11月15日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 水酸化ニッケル粒子の表面に水酸化コバルト等の被覆層を均一且つ緻密に形成させることによって、水酸化コバルト等の被覆層による活物質の利用率向上効果を充分に引出すと共にニッケル活物質の嵩密度も大きくし、電極の高エネルギー密度化を実現することのできる水酸化ニッケル電極の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】 水酸化ニッケル粒子又は水酸化ニッケルを主成分とする粒子を分散した溶液中にアンモニア又はアンモニア化合物を存在させながら、弱塩基領域でコバルト化合物を前記粒子の表面に徐々に析出させる。このように作製した活物質に、メチルセルロース水溶液を加えて混合し、活物質スラリーを作製し、発泡ニッケル基板に充填して、水酸化ニッケル電極を作製する。
請求項(抜粋):
水酸化ニッケル粒子または水酸化ニッケルを主成分とする粒子を分散した溶液中に、アンモニアまたはアンモニア化合物を存在させながら、所定量のコバルト化合物を溶解した溶液とアルカリ性溶液とを前記分散溶液が弱塩基領域に維持されるように前記各溶液の注加量を調節しつつ注加し、前記分散溶液中の水酸化ニッケル粒子または水酸化ニッケルを主成分とする粒子の表面にコバルト化合物の被覆層を形成する水酸化ニッケル粒子被覆工程を備えることを特徴とするアルカリ蓄電池用水酸化ニッケル電極の製造方法。
IPC (2件):
H01M 4/52 ,  H01M 4/32
FI (2件):
H01M 4/52 ,  H01M 4/32
引用特許:
審査官引用 (2件)

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