特許
J-GLOBAL ID:200903008134259511

統合型ガス化炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 勇 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-364616
公開番号(公開出願番号):特開平11-181450
出願日: 1997年12月18日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 ガス化室とチャー燃焼室の間に特別な圧力バランス制御や、機械的な高温粒子のハンドリング手段を必要とせず、性状の優れた生成ガスを安定して得ることができる統合型ガス化炉を提供する。【解決手段】 1つの流動床炉内に、燃料の熱分解・ガス化、チャー燃焼、及び層内熱回収の3つの機能を共存させ、チャー燃焼室2内の高温流動媒体を熱分解・ガス化の熱源供給の熱媒体としてガス化室1に供給する統合型ガス化炉において、ガス化室1と熱回収室3は仕切壁13によって炉底から天井にわたって完全に仕切るか、もしくは互いに接しないように配置し、且つガス化室とチャー燃焼室は流動床の界面より上部においては完全に仕切壁11で仕切り、仕切壁近傍のガス化室側の流動化状態をチャー燃焼室側の流動化状態よりも相対的に弱い流動化状態に保つことによって、当該仕切壁の炉底近傍に設けた開口部を通じて、チャー燃焼室側からガス化室側へ流動媒体を移動させる。
請求項(抜粋):
1つの流動床炉内に、燃料の熱分解・ガス化、チャー燃焼、及び層内熱回収の3つの機能を共存させ、チャー燃焼室内の高温流動媒体を熱分解・ガス化の熱源供給の熱媒体としてガス化室に供給する統合型ガス化炉において、前記ガス化室と熱回収室は仕切壁によって炉底から天井にわたって完全に仕切るか、もしくは互いに接しないように配置し、且つガス化室とチャー燃焼室は流動床の界面より上部においては完全に仕切壁で仕切り、該仕切壁近傍のガス化室側の流動化状態をチャー燃焼室側の流動化状態よりも相対的に弱い流動化状態に保つことによって、当該仕切壁の炉底近傍に設けた開口部を通じて、チャー燃焼室側からガス化室側へ流動媒体を移動させることを特徴とする統合型ガス化炉。
IPC (7件):
C10J 3/56 ,  B09B 3/00 ,  C10J 3/54 ,  F02C 3/28 ,  F23C 11/02 311 ,  F23G 5/30 ZAB ,  F23G 5/30
FI (9件):
C10J 3/56 ,  C10J 3/54 E ,  C10J 3/54 M ,  C10J 3/54 K ,  F02C 3/28 ,  F23C 11/02 311 ,  F23G 5/30 ZAB S ,  F23G 5/30 ZAB H ,  B09B 3/00 302 F

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