ターボ型空力機器とその翼の製造方法

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：堀田実
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-242118
公開番号（公開出願番号）：特開2003-056486
出願日： 2001年08月09日
公開日（公表日）： 2003年02月26日
要約：

【要約】【課題】ターボ型空力機器の空力性能を犠牲にせずに翼の共振回避ができ、その共振回避設計が試行錯誤を必要とせずに短い時間で設計できるターボ型空力機器とその翼の製造方法を提供しようとする。【解決手段】従来の固有振動数Hを有するターボ型空力機器用翼の製造方法にかわって、翼形状を決定し、特定材料を特定重量比で有する金属基複合材料でできた前記翼形状の翼の特定固有振動数H0を確認し、特定材料を特定重量比で有する金属基複合材料の特定弾性係数E0と特定比重ρ0と前記特定固有振動数H0とから固有振動数Hを有する翼の弾性係数Eを比重ρで除した値である物性比E/ρを予測し、物性比E/ρを有する金属基複合材料の特定材料の重量比を確認し、特定材料を前記重量比で有する原料で金属基複合材料製の翼を製造するものとした。

請求項（抜粋）：

固有振動数Hを有し強化粒子を含有する金属基複合材料でできたターボ型空力機器用翼の製造方法であって、翼形状を決定する翼形状設計工程と、強化粒子を特定重量比で有する金属基複合材料である特定金属基複合材料でできた前記翼形状の翼の固有振動数である特定固有振動数H0を確認する特定固有振動数確認工程と、前記特定金属基複合材料の弾性係数である特定弾性係数E0と比重である特定比重ρ0と前記特定固有振動数H0とから固有振動数Hを有する翼の弾性係数Eを比重ρで除した値である物性比E/ρを予測する物性比予測工程と、前記物性比E/ρを有する金属基複合材料の強化粒子の重量比を確認する重量比確認工程と、強化粒子を前記重量比で有する原料で金属基複合材料製の翼を製造する翼製造工程と、を備えるターボ型空力機器用翼の製造方法。

IPC (2件)：

F04D 29/02 , F04D 29/66

FI (2件)：

F04D 29/02 , F04D 29/66 Q

Fターム (4件)：

3H022AA03 , 3H022BA04 , 3H022CA51 , 3H022DA11

引用特許：

出願人引用 (4件)

回転機械の翼の振動予測方法及びその装置
公報種別：公開公報出願番号：特願2000-144839 出願人：三菱重工業株式会社
特開平4-203204
静翼の支持構造
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-267852 出願人：石川島播磨重工業株式会社

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