特許
J-GLOBAL ID:200903008144077373

蛍光着色剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-073350
公開番号(公開出願番号):特開平7-278456
出願日: 1994年04月12日
公開日(公表日): 1995年10月24日
要約:
【要約】【構成】 種々のピラジン誘導体、例えば式〔I〕【化1】〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 は同一または相異なって、水素、置換基を有しても良いアルキル基、置換基を有しても良いアルケニル基、置換基を有しても良いアルキニル基、トリアルキルシリル基などを意味し、例えば、R1 、R2 、R3 およびR4 がメチル基である。〕で表わされるピラジン系蛍光性化合物を含有するアクリル樹脂微粒子またはアミノ樹脂微粒子からなり、ピラジン系蛍光性化合物の濃度が0.01〜10%である蛍光着色剤及びこの蛍光着色剤を分散してなる成形体。【効果】 この蛍光着色剤は優れた耐熱性及び耐溶剤性を有し、これを分散してなる成形体は従来のものに比べ長期の屋外使用に耐える。
請求項(抜粋):
式〔I〕【化1】〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 は同一または相異なって水素、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアルキニル基、トリアルキルシリル基、またはCOr1 、COOr2 、CONr3 r4 もしくはCOCONr5 r6 (r1 、r2 、r3 、r4 、r5 、r6 は同一または相異なって、水素、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアルキニル基、置換基を有してもよいアリール基、または置換基を有してもよいヘテロ環基を示す)で表される基を示し、また、R1 とR2 、または/およびR3 とR4 が一緒になって-CH2 -Z-CH2 -(式中、Zは置換基を有してもよいアルキレンまたは置換基を有してもよい芳香族炭化水素を示す)を形成してもよく、また、R1 とR2 、または/およびR3 とR4 が一緒になってCO-Q-CO(Qは置換基を有してもよいアルキレンまたは置換基を有してもよい芳香族炭化水素を示す)を形成してもよく、さらにR1 とR2 、または/およびR3 とR4 が一緒になって=C(r7 )Or8 (r7 、r8 は同一または相異なって水素原子、アルキル基またはアリール基を示す)、=C(Sr9 )2 (r9 はアルキル基を示す)、=CHNr10r11(r10、r11は同一または相異なってアルキル基を示す)または=Sr12r13(r12、r13は同一または相異なって、アルキル基またはアリール基を示す)なる基を形成してもよい。ただし、R1 、R2 、R3 、R4 がすべて水素、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアルキニル基、またはトリアルキルシリル基から選ばれる化合物は除く。〕で表わされるピラジン系化合物、式〔II〕【化2】〔式中、R5 は置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアルキニル基、置換基を有してもよいアリール基または置換基を有してもよいヘテロ環基を示し、R6 は水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基または置換基を有してもよいアルキニル基を示し、更に、XはNHまたは酸素原子を示す。〕で表される化合物、式〔III〕【化3】〔式中、R7 は置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアルキニル基、置換基を有してもよいシクロアルキル基、置換基を有してもよいアリール基または置換基を有してもよいヘテロ環基を示し、R8 は水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基または置換基を有してもよいアルキニル基を示す。〕で表される化合物、式〔IV〕【化4】〔式中、R9 、R10及びR11は同一または相異なって水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアルキニル基、置換基を有してもよいシクロアルキル基、置換基を有してもよいアリール基または置換基を有してもよいヘテロ環基を示し、またR10とR11は一緒になって環を形成してもよい。R12及びR13は同一または相異なって水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアルキニル基または置換基を有してもよいシクロアルキル基を示し、またR11とR12は一緒になって単結合を形成してもよい。)で表される化合物、および式〔V〕【化5】〔式中、R14とR15は同一または相異なって置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアルキニル基、置換基を有してもよいシクロアルキル基、置換基を有してもよいアリール基又は置換基を有してもよいヘテロ環基を示し、R16は水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアルキニル基または置換基を有してもよいシクロアルキル基を示し、R17は水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアルキニル基、置換基を有してもよいシクロアルキル基またはCONHR18(R18は置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアルキニル基、置換基を有してもよいシクロアルキル基、置換基を有してもよいアリール基または置換基を有してもよいヘテロ環基を示す。)を示し、YはNHまたは酸素原子を示す(ただし、R14、R15、R16およびR17が全てメチル基でYが酸素原子の場合とR14とR16が水素原子、R15とR17がエチル基でYが酸素原子の場合を除く。)。〕で表される化合物から選ばれるピラジン系蛍光性化合物を単独または複数含有するアクリル樹脂微粒子またはアミノ樹脂微粒子からなり、ピラジン系蛍光性化合物の濃度が0.01〜10%である蛍光着色剤。
IPC (19件):
C09B 57/00 ,  C07D241/26 ,  C07D241/28 ,  C07D401/12 241 ,  C07D403/12 209 ,  C07D405/12 241 ,  C07D487/14 ,  C09B 69/10 ,  C09K 11/06 ,  C07D401/12 ,  C07D221:14 ,  C07D241:26 ,  C07D403/12 ,  C07D209:44 ,  C07D405/12 ,  C07D303:04 ,  C07D239:00 ,  C07D241:00 ,  C07D235:02

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