特許

J-GLOBAL ID：200903008145256948

炭酸ナトリウム水溶液の製造法

発明者： 浦井 智明 ,  山口 賢二 ,  角光 敏成
出願人/特許権者： 戸田工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-078922
公開番号（公開出願番号）：特開平6-263433
出願日： 1993年03月13日
公開日（公表日）： 1994年09月20日
要約：

【要約】【目的】 CO2 を含む燃焼排ガスと水酸化ナトリウム水溶液とを反応させて高純度炭酸ナトリウム水溶液を工業的、且つ経済的に得ることができる方法を提供する。【構成】 CO2 を含む燃焼排ガスを湿式集塵機に導入して該集塵機内を循環しているpH値が6〜8の範囲に制御した水で洗浄することにより該排ガス中のSOx が1ppm以下でダストが10mg/Nm3 以下の洗浄排ガスとし、次いで、この洗浄排ガスを気液向流接触装置に導入して該装置内を循環している5.3〜6.0Nの水酸化ナトリウム水溶液と反応させることによって炭酸ナトリウムを生成させ、この水溶液のpH値が11.5〜12.3の範囲となった時に該水溶液を当該装置の系外に抜き取ることにより高純度炭酸ナトリウム水溶液を得る。

請求項（抜粋）：

CO2 を含む燃焼排ガスを湿式集塵機に導入して該集塵機内を循環しているpH値が6〜8の範囲に制御した水で洗浄することにより該排ガス中のSOx が1ppm以下でダストが10mg/Nm3 以下の洗浄排ガスとし、次いで、この洗浄排ガスを気液向流接触装置に導入して該装置内を循環している5.3〜6.0Nの水酸化ナトリウム水溶液と反応させることによって炭酸ナトリウムを生成させ、この水溶液のpH値が11.5〜12.3の範囲となった時に該水溶液を当該装置の系外に抜き取ることを特徴とする高純度炭酸ナトリウム水溶液の製造法。

IPC (5件)：

C01D 7/07 ,  B01D 53/34 125 ,  B01D 53/34 135 ,  B01J 10/00 104 ,  C01D 7/00