特許
J-GLOBAL ID:200903008158852116

ディレー制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-541783
公開番号(公開出願番号):特表2002-510895
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2002年04月09日
要約:
【要約】本発明は、セルラ遠隔通信ネットワークにおけるディレーの制御方法に関する。本発明のディレー制御方法は、ディレーを制御するエンティティの階層構造に基づいており、エンティティは、望ましくは、階層内において自分の直上又は直下にあるエンティティとのみ通信する。下り回線方向では、基地局や分割ユニットなどのデータを受け取る側のエンティティは、データの受信が遅すぎた場合や早すぎた場合には、データを送る側のエンティティに対してタイミング報告を送る。そして、データを送る側のエンティティは、データの送信時間を調整することができる。報告し、調整するという同様の処理は、制御階層のすべてのレベルを通して繰り返すことができる。その結果、たとえばRNCなどの階層の最上層から、たとえば基地局などの最下層まで、ディレーの包括的な制御が可能となる。上り回線方向では、低いレベルのエンティティからデータを受信する高いレベルのエンティティは、データの受信が早すぎたり遅すぎたりした場合には、低いレベルのエンティティに対して、送る時間を調整するよう命じることができる。同様の動作がすべての階層のレベルで繰り返されると、たとえば基地局などの最下位レベルと、たとえばRNCなどの最上位レベルとの間のリンクに対して、ディレーの包括的な制御が達成される。
請求項(抜粋):
データの伝送のために機能的に接続された複数のノードからなるセルラ遠隔通信ネットワークの上り回線方向におけるディレー制御調整のための方法であって、 少なくとも一つの第2のノードによって送られた少なくとも一つの上り回線のデータパケットが、予め定義された時間範囲からはずれた時点で少なくとも一つの第1のノードに到達した場合は、前記少なくとも一つの第1のノードは、前記少なくとも一つの第2のノードに対してタイミング調整命令を送り、 少なくとも一つの第3のノードは、ネットワーク構造の上り回線方向において、これより先行する少なくとも一つのノードから見た場合には、前記少なくとも一つの第1のノードとしての機能を果たし、ネットワーク構造の上り回線方向においてこれに続く少なくとも一つのノードから見た場合には、前記少なくとも一つの第2のノードとしての機能を果たす、 ことを特徴とする方法。
Fターム (9件):
5K067AA02 ,  5K067AA03 ,  5K067BB21 ,  5K067CC08 ,  5K067CC10 ,  5K067EE10 ,  5K067EE16 ,  5K067EE72 ,  5K067JJ14

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