特許
J-GLOBAL ID:200903008164473712

原子炉安全設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-055398
公開番号(公開出願番号):特開平6-265675
出願日: 1993年03月16日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】溶融炉心を効果的に冷却し、苛酷事故時の格納容器の健全性を確実に保つことのできる原子炉安全設備を提供する。【構成】圧力容器下方のコアキャッチャ15内に落下した溶融炉心1の表面に形成された凝固層2は、コアキャッチャ15の水平断面積が鉛直上向きに減少しているのでコアキャッチャ内壁より上昇が拘束されるが、凝固層2とコアキャッチャ15に囲まれた空間への冷却水注入により圧力が上昇するので、凝固層2は破壊されて、冷却水3と溶融炉心1が接触する。
請求項(抜粋):
炉心と前記炉心を内蔵する圧力容器と前記圧力容器を完全に内包する格納容器と前記格納容器内の前記圧力容器の下方に位置し事故時に落下した溶融炉心が滞留するキャビティまたはコアキャッチャと前記キャビティまたは前記コアキャッチャ内の溶融炉心に上方より冷却水を供給できる注水設備とを有する原子炉設備において、想定される溶融炉心の液面高さ付近の内空間の水平断面積が、液面が上昇するにつれて減少する前記キャビティまたは前記コアキャッチャを有することを特徴とする原子炉安全設備。

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