特許
J-GLOBAL ID:200903008171751485

熱輸送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-259669
公開番号(公開出願番号):特開平7-113561
出願日: 1993年10月18日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】 運転開始時、蒸発器側で十分な能力を迅速に得ることができ、しかもポンプの無駄な運転を極力防止して動力費の削減が図れ、さらにはタンクの大形化を招くことなく適正な熱輸送を行なうことができる熱輸送装置を提供する。【構成】 凝縮器2の温度が設定値T<SB>2 </SB>より高いとき、ポンプ6の運転を禁止する。運転開始時、凝縮器2の温度Tが設定値T<SB>2 </SB>以下に下がると、ポンプを回転数N<SB>1 </SB>で起動し、かつバイパス31の二方弁32を開き、タンク4内の冷媒をポンプ6からバイパス31および凝縮器2へと循環させる。ポンプ6の起動後は、凝縮器2の温度Tが設定値T<SB>1 </SB>(<T<SB>2 </SB>)以下に下がったところでポンプ6を回転数N<SB>2 </SB>(>N<SB>1 </SB>)で定常運転し、かつバイパス34の二方弁35を閉じ、タンク4内の冷媒をポンプ6から蒸発器11および凝縮器2へと循環させる。
請求項(抜粋):
熱源側の凝縮器を経た熱輸送媒体をタンクに収容し、そのタンク内の熱輸送媒体をポンプの運転により使用側の蒸発器に通して凝縮器に戻す熱輸送装置において、前記蒸発器に対し並列に接続されたバイパスと、このバイパスに設けられた弁と、前記凝縮器の温度を検知する温度センサと、この温度センサの検知温度が設定値T<SB>2 </SB>より高いとき、前記ポンプの運転を禁止する手段と、運転開始時、前記温度センサの検知温度が設定値T<SB>2 </SB>以下に下がると、前記ポンプを回転数N<SB>1 </SB>で起動し、かつ前記弁を開く手段と、前記ポンプの起動後、前記温度センサの検知温度が設定値T<SB>1 </SB>(<T<SB>2 </SB>)以下に下がると、ポンプを回転数N<SB>2 </SB>(>N<SB>1 </SB>)で運転し、かつ前記弁を閉じる手段と、を備えたことを特徴とする熱輸送装置。

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