特許
J-GLOBAL ID:200903008184414771

排煙処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-136455
公開番号(公開出願番号):特開平9-313880
出願日: 1996年05月30日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】脱硫と除塵を小型な装置構成で低コストでできない。【解決手段】吸収液供給用タンク(1) と、この一側部から上方に延設しスラリを水平方向複数箇所から液柱状で上向に噴射し、未処理排煙とタンク内の吸収液とを気液接触させる一定断面形状導入側吸収塔(2) と、他側部から上方に延設しスラリを水平方向複数箇所から液柱状で上向に噴射し、導入側吸収塔から導出した排煙をタンク内の吸収液と再度気液接触させる一定断面形状導出側吸収塔(3) を備え、導入側・導出側吸収塔の内の一方を排煙が下降する並流式吸収塔とし、導入側・導出側吸収塔の他方を排煙が上昇する向流式吸収塔とし、並流式吸収塔の流路断面積を、粉塵捕集と亜硫酸ガス吸収に好ましい高排煙流速が得られる様向流式吸収塔に比べ小さくし、向流式吸収塔の流路断面積を、向流式の気液接触における亜硫酸ガス吸収に好ましい排煙の流速が得られる様並流式の吸収塔に比し大きくした排煙処理装置。
請求項(抜粋):
排煙中の少なくとも亜硫酸ガスと粉塵とを吸収液に気液接触させて除去する排煙処理方法において、前記吸収液が供給される一つのタンクと、このタンクの一側部から上方に延設され、スラリを水平方向複数箇所から液柱状で上向きに噴射して、未処理排煙と前記タンク内の吸収液とを気液接触させる一定断面形状の導入側吸収搭と、前記タンクの他側部からら上方に延設され、スラリを水平方向複数箇所から液柱状で上向きに噴射して、前記導入側吸収塔から導出された排煙を前記タンク内の吸収液と再度気液接触させる一定断面形状の導出側吸収塔を備えた気液接触装置を使用し、前記導入側吸収塔と導出側吸収塔のうちの一方を、排煙が下降する並流式の吸収塔とするとともに、この並流式の吸収塔における排煙の流速を、粉塵の捕集と亜硫酸ガスの吸収に好ましい高流速に設定し、前記導入側吸収塔と導出側吸収塔のうちの他方を、排煙が上昇する向流式の吸収塔とするとともに、この向流式の吸収塔における排煙の流速を、向流式の気液接触における亜硫酸ガスの吸収に好ましい低流速に設定し、前記一方の並流式の吸収塔に対する前記吸収液の供給流量を、処理後排煙中の粉塵が所望値になるように操作し、前記他方の向流式の吸収塔に対する前記吸収液の供給流量を、処理後排煙中の少なくとも亜硫酸ガス濃度が所望値になるように操作することを特徴とする排煙処理方法。
IPC (4件):
B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  B01D 47/06 ,  B01D 53/18
FI (3件):
B01D 53/34 125 Q ,  B01D 47/06 Z ,  B01D 53/18 E

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