特許
J-GLOBAL ID:200903008190369605

コンテナ洗浄・乾燥装置及び同装置によるコンテナ洗浄・乾燥方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-123664
公開番号(公開出願番号):特開平9-299897
出願日: 1996年05月17日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 無菌化、自動化を一層高め、且つ洗浄すべき内容物に対応した洗浄パターンを自動選択できるコンテナ洗浄・乾燥装置とこの装置を用いた洗浄・乾燥方法を提案せんとする。【解決手段】 搬入路、洗浄室、乾燥室及び搬出路を連続配置するとともに、洗浄室内には高圧温水、低圧温水及び蒸気等の異なる洗浄媒体を切替え使用できる機構を設けて、コンテナの内外を同時に洗浄できるようにする。また乾燥室では除菌フィルターを用いて無菌清浄化した熱風を作り、これをコンテナに吹きつける。そして洗浄工程における洗浄パターンはコンテナに付された識別標識から読み取り、これをデータベースと照合して自動的に選択することにした。
請求項(抜粋):
前工程から使用済のコンテナを受け取り、搬入途上にコンテナ表面に付された識別標識を読み取る手段を備えた搬入路と、この搬入路に連続させて設けた洗浄室であって、コンテナを格納しうる大きさのケーシングを外装体とし、同室に格納されたコンテナ上方位置にはコンテナの上部開口を通じてコンテナ内部に侵入する昇降自在な回転する内洗浄ノズルを設けるとともにコンテナの周囲位置にはコンテナ外面及び脚部を洗浄する外洗浄ノズルを設け、前記内洗浄ノズルは高圧温水、低圧温水及び蒸気のうち二種以上を切り換えて噴出する構造となし、一方、外洗浄ノズルは少なくとも高圧温水、低圧温水及び蒸気のうちの1種を噴出するようにした洗浄室と、開閉できる隔壁を介して前記洗浄室の隣接位置に設けた乾燥室であって、コンテナを格納しうる大きさのケーシングを外装体となし、同室に格納されたコンテナ上方位置にはコンテナの上部開口を通じてコンテナ内部に侵入する昇降自在な熱風噴出手段を設けるとともに、コンテナの周囲位置にはコンテナ外面に常温風又は熱風を吹きつける送風手段を設け、且つ少なくとも熱風噴出手段への熱風の供給路に除菌フィルターを設けて熱風噴出手段から噴出する熱風を無菌清浄化してなる乾燥室と、この乾燥室に連続して設けられ、コンテナを次工程に受け渡す手段を備えた搬出路と、前記搬入路のコンテナ受け取り部から洗浄室及び乾燥室を経由して搬出路のコンテナ受け渡し部にいたるまでの経路をコンテナを順次移送する移送手段と、前記搬入路に設けた読み取り手段によって読み取られた識別標識の内容に対応する洗浄パターンをデータベースを参照して特定するとともに、この特定された洗浄パターンに従って洗浄室内の装置を制御する洗浄パターン制御部と、を備えたコンテナ洗浄・乾燥装置。
IPC (3件):
B08B 9/30 ,  B08B 3/02 ,  B65B 55/06
FI (3件):
B08B 9/30 ,  B08B 3/02 C ,  B65B 55/06 B

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