特許
J-GLOBAL ID:200903008192204450

超高温熱間鍛造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-068779
公開番号(公開出願番号):特開平9-253781
出願日: 1996年03月25日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 従来の熱間鍛造温度域よりも高い温度に鋼材を加熱して工具付加を低減する超高温鍛造成形において、加熱時の粗大粒発生抑制機能を持たせた鋼材を用いることで、加熱後の表層冷却なしに鍛造品の靱性を確保する。【解決手段】 鋼材中にTa系酸化物またはNb系酸化物の1種または2種を分散させた鋼材を、無酸化雰囲気中で平均昇温速度3°C/秒以上で20°C/秒以下の速度で加熱し、平行状態図の液相温度より45°C下または1300°Cのいずれか高い方を下限とし、液相温度より20°C下を上限とする温度域に保持し、その後対数ひずみの絶対値が0.5以上の鍛造成形後、放冷する。
請求項(抜粋):
重量%で0.6%未満の炭素を含有し、鋼材中にTa系酸化物またはNb系酸化物の1種または2種を分散させた鋼材であって、前記酸化物の平均粒径が0.002〜3μm、数密度が0.001〜5個/μm2 である鋼材を、アルゴンガス、窒素ガスなどの無酸化雰囲気中で、平均昇温速度3°C/秒以上20°C/秒以下の速度で加熱して、平衡状態図における固相線温度よりも45°C下または1300°Cのいずれか高い方を下限とし、平衡状態図における液相線温度よりも20°C下を上限とする温度域に保持し、その後対数ひずみの絶対値が0.5以上の鍛造成形をした後放冷することを特徴とする、超高温熱間鍛造方法。
IPC (3件):
B21J 5/00 ,  C21D 1/74 ,  C21D 9/00
FI (5件):
B21J 5/00 A ,  C21D 1/74 Z ,  C21D 1/74 X ,  C21D 9/00 G ,  C21D 9/00 A

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