特許
J-GLOBAL ID:200903008192325893

流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-173991
公開番号(公開出願番号):特開2008-002618
出願日: 2006年06月23日
公開日(公表日): 2008年01月10日
要約:
【課題】封入された非圧縮性流体の流動作用に基づく防振効果が有利に発揮され得ると共に、衝撃的な異音や振動の発生が効果的に抑えられる、新規な構造の流体封入式防振装置を提供する。【解決手段】仕切部材40における収容スペース78の壁部に形成した窓部54,68において可動板80の外周縁部と対向位置する部分には弾性体からなる弁体100が配されて仕切部材40に固定されている一方、可動板80の弁体100に対向位置する少なくとも外周縁部が弾性体で形成されていると共に、可動板80の外周面に切込み部104が形成されており、大振幅振動入力時に可動板80の外周縁部が弾性変形して弁体100に当接して弁体100を押し開けると共に、切込み部104によって可動板80との間を通じての開口通路108が発現する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
防振連結される一方の部材に取り付けられる第一の取付部材と防振連結される他方の部材に取り付けられる第二の取付部材を互いに離隔配置せしめて本体ゴム弾性体で連結すると共に、該第二の取付部材に仕切部材を固定的に支持せしめて、該仕切部材を挟んだ両側に壁部の一部が該本体ゴム弾性体で構成された受圧室と壁部の一部が可撓性膜で構成された平衡室を形成して、それら受圧室および平衡室に非圧縮性流体を封入すると共に、それら受圧室と平衡室を相互に連通するオリフィス通路を形成し、更に該仕切部材に設けた収容スペースに可動板を収容配置して該可動板の両側に該受圧室と該平衡室の圧力が及ぼされて該可動板の変位に基づき液圧吸収機能が発揮される流体封入式防振装置において、 前記仕切部材における前記収容スペースの壁部に窓部が形成されて、該窓部を通じて前記受圧室と前記平衡室の圧力が前記可動板の各一方の面に及ぼされるようになっていると共に、該窓部において該可動板の外周縁部と対向位置する部分には弾性体からなる弁体が配されて該仕切部材に固定されている一方、該可動板の該弁体に対向位置する少なくとも外周縁部が弾性体で形成されていると共に、該可動板の外周面に切込み部が形成されており、大振幅振動入力時に該可動板の外周縁部が弾性変形して該弁体に当接して該弁体を押し開けると共に、該切込み部によって該可動板との間を通じての開口通路が発現するようになっていることを特徴とする流体封入式防振装置。
IPC (3件):
F16F 13/10 ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/18
FI (3件):
F16F13/00 620D ,  B60K5/12 F ,  F16F13/00 620R
Fターム (15件):
3D235AA01 ,  3D235BB20 ,  3D235BB23 ,  3D235CC01 ,  3D235DD02 ,  3D235EE05 ,  3D235EE33 ,  3D235EE34 ,  3J047AA03 ,  3J047AB01 ,  3J047CA02 ,  3J047CB06 ,  3J047DA01 ,  3J047FA02 ,  3J047FA03
引用特許:
出願人引用 (2件)

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