特許
J-GLOBAL ID:200903008194312314

製茶揉方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-331347
公開番号(公開出願番号):特開平5-137509
出願日: 1991年11月20日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】製茶過程の製茶揉乾工程に於いて、製茶工程中に生じ製品の品質を著しく落とす上乾き現象を監視し上乾きが発生するとその時点で工程を終了して茶葉を取り出し、上乾きの進行を抑えることを目的とする。【構成】製茶揉乾工程を行う製茶機に茶葉全体水分を測定する装置と茶葉表面水分を測定する装置とを取付け、工程中それぞれの水分が減少する際の減少率を比較し茶葉表面水分の減少率が許容範囲を越えて大きくなったとき上乾きであると判断し該製茶工程を終了し、次工程に上乾きである事を電気的信号を通じて認識させ次工程を予め定められた設定値変更量に変更して製茶を続ける。【効果】上乾きの無い製茶揉乾工程を行えるので製品の品質向上に大きく寄与する。
請求項(抜粋):
揉手、浚手を備えた揉乾室内の熱風温度・熱風量・揉手、浚手の回転数を自在に設定制御できる製茶揉機に於いて、茶葉投入後ある乾燥時間内に茶葉を目標水分まで乾燥させる製茶揉工程中に茶葉全体水分と茶葉表面水分とを計測し、該工程中の茶葉全体水分の減少率と茶葉表面水分の減少率を比較し茶葉表面水分の減少率が茶葉全体水分の減少率と比べて予め設定された減少率の許容範囲を越えて大きいとき該製茶工程を終了させ茶葉を取り出し、次工程に取り出し時点の茶葉全体水分・茶葉全体水分の減少率と茶葉表面水分の減少率との比率を電気的信号を通じて認識させ、これらの数値に応じて計算された値だけ次工程の制御要素を変更しつつ製茶工程を進める製茶揉方法。
IPC (2件):
A23F 3/12 301 ,  G05D 22/00

前のページに戻る