特許
J-GLOBAL ID:200903008194404600

積層型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-252375
公開番号(公開出願番号):特開平11-097042
出願日: 1997年09月17日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】ウエットシール部、マニホールドシール部等のシール部のガスシール性をさらに高めて電池性能を高度に維持する。【解決手段】アノードエッジ板7の内周縁7bとインターコネクタ6との間に介装され弾性力により内周縁部7bを電解質マトリクス2の周縁部2aに押し付けてアノードエッジ板7と電解質マトリクス2とを密着させるエッジスプリング31を有し、アノードエッジ板7と電解質マトリクス2との密着力を補強するために、エッジスプリング31とアノードエッジ板7の内周縁7bとの間に、内周縁部7bと対向する部分にその周縁方向に沿って突出部35aが設けられたシール補強板35を介装している。
請求項(抜粋):
電解質マトリクスをアノード、カソード両電極で挟んで構成された単電池を複数個積層し、前記アノードに燃料ガスを、カソードに酸化剤ガスをそれぞれ隔てて導くセパレータを隣接する各単電池間に介装してなる積層型燃料電池であって、前記セパレータは、前記燃料ガスの流路及び前記酸化剤ガスの流路を隔てて形成するためのインターコネクタと、このインターコネクタの周縁部を挟持するように当該インターコネクタ表面のアノード隣接側及びカソード隣接側にそれぞれ配置した中央部が開口の2枚のエッジ板とを有し、各エッジ板の開口部周辺の内周縁部を前記電解質マトリクスの周縁部に接触するように構成して当該エッジ板とインターコネクタとの間に前記燃料ガス流路及び酸化剤ガス流路を形成するとともに、前記インターコネクタと前記アノード中央部及び当該インターコネクタと前記カソード中央部にそれぞれ介在され当該アノード及びカソードを支持し且つ前記燃料ガス流路及び酸化剤ガス流路を確保するための集電部とを有した積層型燃料電池において、前記各エッジ板の内周縁と前記インターコネクタとの間に介装され弾性力により当該内周縁部を前記電解質マトリクスの周縁部に押し付けて当該エッジ板と電解質マトリクスとを密着させるエッジスプリングを有し、前記エッジ板と電解質マトリクスとの密着力を補強するために、前記エッジスプリングと前記各エッジ板の内周縁との間に、当該内周縁部と対向する部分にその周縁方向に沿って突出部が設けられた補強部材を介装したことを特徴とする積層型燃料電池。
FI (2件):
H01M 8/02 S ,  H01M 8/02 B

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