特許
J-GLOBAL ID:200903008208992330

血液成分保存容器および容器連結体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 達哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-279730
公開番号(公開出願番号):特開平9-099038
出願日: 1995年10月03日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】保存した血球成分の溶血とマクロアグリゲートの発生とを抑制する。【解決手段】バッグ連結体100は、採血バッグ1と、血小板バッグ10と、血漿バッグ30とを可撓性チューブで連結したものである。赤血球を保存するバッグとして用いられる採血バッグ1は、第1の可塑剤と第2の可塑剤とを含む軟質ポリ塩化ビニル製シートで構成されている。第1の可塑剤は、ポリ塩化ビニル製シートに単独で32wt%配合されたときに、そのポリ塩化ビニル製シートよりなるバッグ容器に所定量の血液成分を4°C下で35日保存した際に血液成分中への該可塑剤の溶出レベルが15ppm 以上であるような血液成分に対して可溶出性のものであり、第2の可塑剤は、ポリ塩化ビニル製シートに単独で32wt%配合されたときに、そのポリ塩化ビニル製シートの酸素ガス透過性が4.0 L/m2mmdayatm(30°C)以上であるものである。
請求項(抜粋):
第1の可塑剤と第2の可塑剤とを含む軟質ポリ塩化ビニル製シートで構成され、少なくとも血球成分を含む液を保存する血液成分保存容器であって、前記第1の可塑剤は、ポリ塩化ビニル製シートに単独で32wt%配合されたときに、そのポリ塩化ビニル製シートよりなる血液成分保存容器に所定量の血液成分を4°C下で35日保存した際に血液成分中への該可塑剤の溶出レベルが15ppm 以上であるような血液成分に対して可溶出性のものであり、前記第2の可塑剤は、ポリ塩化ビニル製シートに単独で32wt%配合されたときに、そのポリ塩化ビニル製シートの酸素ガス透過性が4.0 L/m2mmdayatm(30°C)以上であるものであることを特徴とする血液成分保存容器。
IPC (2件):
A61J 1/10 ,  A61J 3/00 300
FI (2件):
A61J 1/00 331 Z ,  A61J 3/00 300 B

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