特許
J-GLOBAL ID:200903008217843436
複数台の型締装置を備えた旋回式射出成形機の樹脂漏れ検知方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-300138
公開番号(公開出願番号):特開2000-127195
出願日: 1998年10月21日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】【課題】 1ショットごとの射出圧力値を把握し、その射出圧力値の低下を前回ショットまでの平均値との対比により検知することによって、射出充填時の樹脂漏れの早期発見を可能とする。【解決手段】 ターンテーブル2に搭載した射出装置3を、旋回移動により放射状に配置した複数台の型締装置4,5,6に対応させる。1ショット中の射出圧力値を次々と読み取つて大きい値を残す。製品生産開始から射出圧力が安定するショット数だけ順次サンプリングして平均値を演算する。その平均値を以後のモニタリングの基準値として、最大圧力値(Pp)のサンプリングを継続して設定されたショット数分の平均値を順次算出する。平均値を次回ショットの最大圧力値(Pp)に対する実勢圧力値(Pa)とする。当該ショットの最大圧力値(Pp)を同様に演算された前回ショットまでの実勢圧力値(Pa)と比較する。当該ショットの最大圧力値(Pp)が実勢圧力値(Pa)から定められた許容圧力値以下の場合に、樹脂漏れと見做して射出工程の停止を行う。
請求項(抜粋):
ベッド上面のターンテーブルに射出装置が搭載され、そのターンテーブルの円周に沿ったベッド側部に複数台の型締装置が放射状に配置されて、上記射出装置が旋回移動により各型締装置に対応可能に構成された旋回式射出成形機において、1ショット中の射出圧力値を定義された間隔で次々と読み取り、これを次々と大小比較して大きい値を残し、最終的に残った値を当該ショットの最大圧力値とし、そのような最大圧力値を、製品生産開始から射出圧力が安定するショット数だけ順次サンプリングして平均値を演算し、その平均値を以後のモニタリングの基準値として、最大圧力値のサンプリングを継続して設定されたショット数分の平均値を順次算出し、この平均値を次回ショットの最大圧力値に対する実勢圧力値とする一方、当該ショットの最大圧力値を同様に演算された前回ショットまでの実勢圧力値と比較し、当該ショットの最大圧力値が実勢圧力値から定められた許容圧力値以下の場合に、樹脂漏れと見做して射出工程の停止を行うことを特徴とする複数台の型締装置を備えた旋回式射出成形機の樹脂漏れ検知方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (9件):
4F206AP024
, 4F206AP19
, 4F206JA07
, 4F206JC05
, 4F206JL01
, 4F206JL07
, 4F206JL09
, 4F206JP15
, 4F206JQ83
引用特許:
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