特許
J-GLOBAL ID:200903008222300467

送電線路の事故情報伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 安雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-311456
公開番号(公開出願番号):特開平10-142285
出願日: 1996年11月06日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、高圧送電線路における短絡・地絡等の事故を検出し、複数且つ広範囲に配置される鉄塔から事故鉄塔を速やかに特定する送電線路の事故情報伝送システムに関し、事故データを遠方で集中監視することにより、故障地点を瞬時に特定でき、鉄塔ごとの巡視作業を不要とし短時間に点検・保守が行える送電線路の事故情報伝送システムを提供することを目的とする。【解決手段】 クランプ式CT2aの二次巻線に、一次導体の架空地線51に流れる地絡事故電流に比例する電流値に変成された二次電流が流れ、この二次電流で放電管2bが発光し、その光を受光面で受けて光コネクタ3cを通じて外部に取出し、光ケーブル7によりそのまま制御装置4へ伝送して鉄塔の地絡事故データを得ることにより、複数の鉄塔を対象に容易に事故情報を集中監視できることとなり、事故鉄塔を素早く特定でき、鉄塔ごとの巡視作業なしで短時間に点検・保守が行え、労力を削減できる。
請求項(抜粋):
鉄塔ごとに配設され、高圧送電線路で起った事故を検知し、事故鉄塔を特定する送電線路の事故情報伝送システムにおいて、二次巻線を巻回したクランプ形の鉄心を有し、前記鉄塔近傍の架空地線に取付けられ、当該架空地線を一次導体となすクランプ式CTと、前記クランプ式CTの二次巻線に接続され、流れる二次電流を放電させて発光する放電管と、前記放電管に相対する受光面を有し、この受光面で受けた放電管の光を外部へ取出す光ケーブル接続用の光コネクタと、前記光コネクタに一端を接続される所定長さの光ケーブルと、前記鉄塔近傍で且つ前記クランプ式CT及び放電管から所定距離離れた位置に配設され、前記光ケーブルの他端を接続され、光ケーブルを通じて得た放電管の光を電気信号に変換し、且つ信号処理して得た地絡事故のデータを管理者に送る制御装置とを備え、地絡事故が起った鉄塔の制御装置から送られる事故データによって事故鉄塔が特定されることを特徴とする送電線路の事故情報伝送システム。
IPC (4件):
G01R 31/08 ,  H02H 3/00 ,  H02H 7/26 ,  H02J 13/00 301
FI (4件):
G01R 31/08 ,  H02H 3/00 Q ,  H02H 7/26 F ,  H02J 13/00 301 D

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