特許
J-GLOBAL ID:200903008229752398

能動型騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-205888
公開番号(公開出願番号):特開平5-046186
出願日: 1991年08月16日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】 能動型騒音制御装置のモデル空間伝達関数の同定を乗員に不快感を与えることなく頻繁に行う。【構成】 イグニションスイッチをオン状態とし、次いでスタータスイッチをオン状態としたエンジン始動時にモデル空間伝達関数を実際の空間伝達関数に一致させる初期同定をホワイトノイズ発生器からホワイトノイズを発生することにより行う(ステップS1,S2,S12)。その後、エンジン回転数NEが設定閾値NET以上となったときに通常騒音抑制制御処理を行って、制御音源としてのラウドスピーカ5a,5b から騒音を相殺する制御音を発生させて、騒音抑制制御を行い( ステップS8) 、初期同定から所定時間経過する毎に、車速検出値Vが閾値VT 以上で且つエンジン回転数変化率ΔNが設定閾値ΔNT 以上である加速走行状態で再同定を行って、モデル空間伝達関数を適正状態に維持する(ステップS7〜S12)。
請求項(抜粋):
制御騒音発生状態に応じた基準信号を適応フィルタ手段を介して制御音源に入力し、当該制御音源から送出される音圧と周囲の騒音音圧との合成音圧を残留騒音検出手段で検出し、前記基準信号を制御音源及び残留騒音検出手段間の空間伝達関数をモデル化したモデル空間伝達関数をフィルタ係数とするフィルタ手段でフィルタ処理した信号と前記残留騒音検出信号とに基づいてフィルタ係数更新手段で前記適応フィルタのフィルタ係数を更新するようにした能動型騒音制御装置において、車両の加速走行状態を検出する加速走行状態検出手段と、該加速走行状態検出手段で加速走行状態を検出したときに、前記制御音源及びフィルタ手段に前記基準信号に代えてテスト信号を供給し、且つ前記残留騒音検出手段で検出したテスト信号とフィルタ手段でフィルタ処理されたテスト信号とを比較して、当該フィルタ手段のモデル空間伝達関数を同定する同定手段とを備えたことを特徴とする能動型騒音制御装置。
IPC (2件):
G10K 11/16 ,  B60R 11/02

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