特許
J-GLOBAL ID:200903008229934887

半透性複合膜

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-162373
公開番号(公開出願番号):特開平9-010565
出願日: 1995年06月28日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【目的】 高分子重合体からなるナノろ過膜及び逆浸透膜に関するものであり、超低圧条件下でも水透過性能に優れ、しかも塩素等の耐酸化剤性にも優れるナノ濾過複合膜並びに逆浸透複合膜を提供する。【構成】 分離活性層が、【化1】で表される、分子内に存在するアミノ基の内少なくとも1つは2級又は3級炭素に直接結合している多官能反応性アミノ化合物を主たるアミン成分単位とし、該アミン成分とハロゲン化カルボニル基を1分子中に2個以上有する多官能反応性酸ハロゲン化物とを重縮合したポリアミドからなり、操作圧力1〜10Kg/cm2で、供給液濃度が500mg/l の硫酸マグネシウムに対する除去率が10%以上であることを特徴とする半透性複合膜。
請求項(抜粋):
薄い分離活性層とこれを支持する微細孔性支持膜とからなる半透性複合膜に於いて、上記分離活性層が、【化1】(式中R1 、R2 及びR3 は独立に同一であるか、または異なることができる線状の脂肪族の有機基を示し、R1 、R2 及びR3を構成する全ての有機基の合計の炭素数が3以上15以下であり、R4 、R5 及びR6 は独立に同一であるか、または異なることができる水素又は炭素数5以下の脂肪族の有機基を示し、l及びnは0又は正の整数を示し、mは1以上の整数を示し、併せてl+m+n≧2を満足する)で表される、分子内に存在するアミノ基の内少なくとも1つは2級又は3級炭素に直接結合している多官能反応性アミノ化合物を主たるアミン成分単位とし、該アミン成分とハロゲン化カルボニル基を1分子中に2個以上有する多官能反応性酸ハロゲン化物とを重縮合したポリアミドからなり、操作圧力1〜10Kg/cm2で、供給液濃度が500mg/l の硫酸マグネシウムに対する除去率が10%以上であることを特徴とする半透性複合膜。
IPC (3件):
B01D 71/64 ,  B01D 69/08 ,  B01D 69/12
FI (3件):
B01D 71/64 ,  B01D 69/08 ,  B01D 69/12

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