特許
J-GLOBAL ID:200903008231047910

深絞り用高張力冷延鋼板とその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今井 毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-069349
公開番号(公開出願番号):特開平6-256901
出願日: 1993年03月04日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】 “強度-延性バランス”が良好で、生産性面やコスト面からも有利な深絞り用高張力冷延鋼板を安定提供する手段を確立する。【構成】 C:0.0005〜0.0100%,Si:2.5 %以下,Mn:0.15超〜 3.0%,P:0.15%以下,N:0.0005〜0.01%,酸可溶Al:0.1%以下,S:0.010%以下を含むと共にTiも含有するか、或いは更にNb:0.003〜 0.1%,B:0.0003〜 0.003%のうちの1種以上をも含み、かつ-0.5 %≦Mn-(Si+10P)≦ 0.5%, -0.01 %≦Ti* ≦0.01% 及び Ti* ×P≦0.0005% 〔但しTi* =Ti-48(N/14+C/12)〕なる3つの式で表される関係を満足し、残部がFe及び不可避的不純物からなる組成とすることにより、強度-延性バランスの良好な深絞り用高張力冷延鋼板を実現する。製造は、熱延後に 600〜 750°Cで巻取り、圧下率50〜90%で冷間圧延した後再結晶焼鈍を行うか、更に 550°Cを上回らない条件で溶融亜鉛めっきする。
請求項(抜粋):
母材組成が、重量割合にてC:0.0005〜0.0100%, Si: 2.5%以下, Mn:0.15超〜 3.0%,P:0.15%以下, N:0.0005〜0.01%, 酸可溶Al: 0.1%以下,S: 0.010%以下を含むと共に、更にTiをも含有し、かつ-0.5 % ≦ Mn-(Si+10P)≦ 0.5%,-0.01% ≦ Ti* ≦ 0.01%,Ti* ×P≦ 0.0005%〔但し Ti* =Ti- 48(N/14 +C/12 )〕なる3つの式で表される関係を満足していて、残部がFe及び不可避的不純物より成ることを特徴とする、強度-延性バランスの良好な深絞り用高張力冷延鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/04 ,  C21D 9/48 ,  C22C 38/14

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