特許
J-GLOBAL ID:200903008239487650

フロー制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古溝 聡 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-231507
公開番号(公開出願番号):特開2000-069055
出願日: 1998年08月18日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】 ネットワーク負荷が大きい時に、コントロールフレームの過剰送出を回避し、逆に、ネットワーク負荷が小さい時に、無用な待機時間を無くす。【解決手段】 CSMA/CD方式でアクセスされるLANに置かれるフロー制御装置は、一定時間内のフロー制御パケットの発行回数をカウントするカウンタと、新たに発行するコントロールフレームに設定するポーズ値をフロー制御パケットの発行回数に応じて決めるための制御を行う適応制御器と、一定の時間経過毎にカウンタを定期的にクリアするタイマーと、コントロールフレームの発行回数の差分とポーズ値の差分との対応の組を格納するコントロールフレーム用テーブルと、該テーブルを適応制御器の制御下で参照して得られるポーズ値の差分を前回発行のコントロールフレームのポーズ値に加算した和を、新たに発行するコントロールフレームのポーズ値として設定するポーズ値計算器を有する。
請求項(抜粋):
CSMA/CD方式でアクセスされるローカルエリアネットワークに含まれ、ネットワーク回線との物理的インタフェースを担うインターフェース手段と、誤り検出及びフレームの組立・分解を行う手段と、フロー制御を実施する手段と、受信データを一時的に格納する受信データ格納手段と、該受信データ格納手段に格納されるデータ量を監視し、フロー制御を開始する条件となるしきい値を格納するしきい値レジスタと、送信データを一時的に格納する送信用データ格納手段と、送信待機指示時間としてコントロールフレームに設定するポーズ値を格納するポーズ値格納手段を備え、ネットワーク回線とプロセッサ間のパケットデータの送受信を担うフロー制御システムであって、パケットデータを収めたフロー制御パケットの送出条件を決定する送出条件決定手段と、一定時間内における前記送出条件決定手段で送出条件が決められた前記フロー制御パケットの発行回数をカウントするカウント手段と、新たに発行するコントロールフレームに設定するポーズ値を、前記カウント手段によりカウントされたフロー制御パケットの発行回数に応じて決めるための制御を行う適応制御手段と、一定の時間経過を計り、前記カウンタのカウント値を定期的にクリアするタイマー付きリセット手段と、前記ポーズ値格納手段として、コントロールフレームの発行回数の差分とポーズ値の差分との対応の組を格納するコントロールフレーム用テーブルの格納手段と、前記コントロールフレーム用テーブルを前記適応制御器の制御下で参照して得られるポーズ値の差分を前回発行のコントロールフレームのポーズ値に加算した和を、新たに発行するコントロールフレームのポーズ値として設定するポーズ値計算手段とを備えることを特徴とするフロー制御システム。

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