特許
J-GLOBAL ID:200903008241233886

データ転送方式

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-042989
公開番号(公開出願番号):特開平5-236046
出願日: 1991年02月14日
公開日(公表日): 1993年09月10日
要約:
【要約】【目的】 2本の信号線を使用してより高速なデータ転送を行なえるようにする。【構成】 2本の信号線D1,D2の「1」,「0」の組合せで4種類の状態を表現し、信号線D1,D2の状態を、上記4種類の状態のうち現在の状態を除く3種類の状態に必ず変化させ、この3種類の状態に「0」「1」「2」を対応させることにより1回の変化で3進数の1桁分の情報を表現する。送信回路12は、転送する1組の2進数のデータをまず3進数に変換し、3進数の各桁の値(0〜2)に従って信号線の状態を変化させるようにし、受信回路13は、信号線D1,D2の状態の変化を待ち、変化が検出されたら変化前と変化後の状態の関係から3進数の1桁分(0〜2)の情報を受取り、受信する1組のデータに相当する桁数の3進数を受信したらこれを2進数に変換することによりデータを転送する。
請求項(抜粋):
送信側と受信側を結ぶ2本の信号線を用い、該2本の信号線のON,OFFを組み合わせて4種類の状態を表現可能にするとともに、ON,OFFの組合せによる4種類の状態のうち、現在の状態以外の3種類の状態に信号線を変化させることによりデータを転送するデータ転送方式であって、現在の状態を除く3種類の状態への変化をそれぞれ3進数表示された値に対応させることにより、1回の信号線の状態の変化で3進数の1桁分を表現させるようにし、前記送信側は、転送する1組の2進数のデータを3進数に変換するとともに、3進数の各桁の値に応じて2本の信号線の状態を変化させるようにし、前記受信側は、信号線の状態の変化が検出されたとき変化前と変化後の信号線の状態に基づいて3進数の1桁分の情報を受取るとともに、受信する1組のデータに相当する桁数の3進数を受信するとこれを2進数に変換するようにしたことを特徴とするデータ転送方式。

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